約 1,621,522 件
https://w.atwiki.jp/55syota/pages/205.html
――ぐい、と背後から真綿で括るような抱き方をしてやれば、 ウエスト付近の背骨の辺りに、とても硬い、ごりごりとした感触が露骨に感られる筈だろう。 「あの…。朝にも…。」 「後にしろ。」 断片的な、あくまで命令系の物言いだが、少年は従順に無骨な料理器具を置いて、ガスを止めた。 緊張を解いて、胸の前に腕を回す、体温からではない熱を含んだ掌を重ねてやれば、 頬は僅かに紅潮して、落ち付いていた筈の呼気が、切なく震え始める。 「ありがとうございます。いつも求めて貰えて、嬉しいです。」 「金が掛からんというだけだ。…悦いからの間違いだろう。…この、淫乱。」 「淫乱な子が、好きですか?」 「知るか。」 「頑張っておしゃぶりしますし、お尻も締めます。僕のこと、もっといっぱいお使い下さい。これからも、ずうっと。」 二の腕に柔い唇の感触があるから、軽い体を引き揚げた。 寝室への廊下を辿りつつ、こいつ自身は何をも拒まない。 今朝だって、腹立ち紛れの鬱憤の発散と手切れを兼ね、かなり乱暴に蹂躙した筈だったのに―― 深夜の静かな家屋の一室に、一糸も纏わぬ人間が二人、居た。 ベッドの縁に腰掛けた若い男。 長身ながら横幅はそれほどでもない。ただし痩せぎすでもなく、 無駄なく鍛えられた赤銅色の筋肉を持つ、まるで猛禽のような男だった。 部屋の隅に立て掛けられている、使い込まれた数本の竹刀が、男の由来を恐らく物語っている。 男の股ぐらの間に在る少年。 小学校を卒業したばかりぐらいの年齢にも見えてしまう程に小柄な背丈だ。 中性的な容貌を持ち、日焼けの全く無い真白の肌を男の前に晒していた。 長いものは僅かに肩にかかるくらいの、シャギーのかかった黒髪を持っている。 幼さを示して無毛のまま反り勃つその根元は、少年の濡羽色に艶めく髪と同じ色を持った、 レースで縁取られたリボンできつく戒められていた。 女どころか自慰すら疎む性生活の末、その逸物は若苗の茎のような白さを保っている。 鈴口の割れ目からはとろとろとした蜜が零り流れてリボンにまで至り、 はしたなく濡れる染みを、そこに彩っている。 腰の後ろに回された両腕の手首には安物のベルトが巻かれている。 だから。唇と、舌と、喉と、口内のあらゆるものだけを使って、 愛しい男のものを、懸命に慈しんでいるのだった。 これでも、少年と男の年齢は二つしか違わない。 各々の制服を着用しなければ、同じ高等学校に通う人間同士には、とても見えないだろう。 ――質のいい黒髪を撫でているが、決して慈しんでやっているのではない。 もしこの状況で僅かに殺気でも向けようものならば即座に察知できるし、 この場で障碍の一つ二つぐらいを持った体にしてやろうというのも、思考の片隅に在るからだ。 それにしても、熱意と努力は買ってやるが、懸命に施しているであろうその技術は、 いつも買う女どもとは比較対象にもならないぐらいに稚拙なものだ。 後ろ手に結わえられているために指での愛撫ができず、幹に唇を擦るだけの奉仕でしかない。 まさに「見様見真似」の実践そのもので、男が自分を慰める方法によく似ていた。 頭を押さえて咽奥まで穿ち込んだとしても、どうやって耐えているのかは知らんが、 その場でえづきを無理矢理噛み殺してしまって面白くもない。 舌が疎かになってしまうから、それをしても却って遅くなるという扱い辛さだった。 左手で髪を掴み、力技で腰に引き寄せて、亀頭の先を咽奥に抉り込む。 掴んだ髪を通じて頭を捻じり、狭い口内の摩擦によって、気分を高める他無かった。 この方法には長いこと随分世話になっていて、奴にもこれが一番早い遣り方だと教えている。 ただ魔が差しただけだったのだが。 ふと、何気なく右手で奴の鼻を摘み、呼吸気の流れを塞いでみた。 首をぶん回すのは止めたので、下からちらちらと俺の目を見上げるも、奴は特に抵抗しない。 舌と喉を蠢かせて気道を確保しようとしているようだった。それでも、隙間は全く無い。 右手はそのままだ。 顔が青褪め始め、舌の付け根辺りが痙攣を起こす。 肉茎を吐き出すべく横隔膜を押し上げて空気の塊を送っているが、逃げることは叶わない。 細い首の内側から、死に掛けた仔猫の鳴き声のような呻きが微かに漏れ出る。 本格的な抵抗のつもりか、首から下の体全体を、力無くのたくらせた。 鼻を挟んでいた指をようやく離すと、盛大な鼻息を立てて酸素を摂り込んでいる。 涙をぼろぼろと大量に零しながら目を何度も瞬かせ、顔中に脂汗が浮いていた。 普段のこいつからは絶対に見られないだろう、無様な表情に思わず噴き出してしまう。 心持の休憩を与えたので、またイラマチオを再開する。 ペニス全体が熱を持ち始めると、そこで一旦止め、いたずらにインターバルを取る。 できるだけ長く愉しむための意地悪だったが。 5~6回繰り返した所で、それの意識は朦朧とし始めてしまっていた。 これを、最後にしてやろう。 呼吸を許さず、己の腕力に任せて、口内を蹂躙する―― 愛する男はとても寡黙だけれど、含んでいるものの熱量と、その微かなわななきで、 彼の放出のときが近いことは解りきっている。そして、自分の限界も。 彼が自分の頭に大きな掌を添えた瞬間、気取られないように注意を払って、静かに目を瞑った。 喉奥にあった亀頭を唇に包み込める深度まで戻し、鈴口の真下を舌先でくすぐる。 そうして、この賤しい舌の上で、彼の素敵な樹液を、しっかり味わいたかった。 彼が自分に与えてくれた物質的なものは、知り合って今までずっとこれだけだったから。 せめてこれだけは、なんとしても大事にしたかった。 だけれど、射られた刹那。横隔膜が余計な事をして、ものを口から離さざるをえなかった。 最初に撃たれた一筋は上唇から鼻梁を越え、瞼に至るまで黄色みがかった線を描く。 体の芯は熱く火照りながらも、顔色は硬質に青白いままだから、 出されたその線のそこだけがきっと生々しく見えるのだろう。 薄暗く霞む視界の中で、絶え間なく顔に降り注ぐ熱いものを少し残念に思ったけれど、 彼特有のとても濃い匂いに包まれるのも、それはそれでとても嬉しい事だった。 ――放出の瞬間に右手を離してやると、新鮮な空気を求めた気道へ精液が侵入したらしい。 どこに残っていたのか分らない程の力で頭を跳ね上げて、口を占拠していたペニスを吐き出し、 髪を掴まれたまま盛大に咽る。肺に穴でも開いたのかと思わせる、無秩序な吸気音を立てていた―― 勢いが足りず、硬い幹に垂れていた残り物が頬で拭われるのを待って、瞼を開く。 震える睫毛は長く、その黒曜石のような瞳はうっとりと濡れていて、目の前のその先端に口付けると、 尿道に残っていた意気地なしの子達を丁寧に啜り上げて、仕上げを終えた。 余韻が終わると、ようやく一つ溜息をつけた。 手の力を緩めてやって頭の上に乗せ、できる限り優しく撫でてやる。 さらりとした質の良い髪の感触がまた、指に心地よい。 何気なく、こいつの顔面にべっとりとこびり付いた白濁を人差し指で拭ってやる。 別に溜め込んでいたつもりは無いのだが、それはまるで糊か粘菌のように濃厚だった。 視線が指先に向けられているのにようやく気付いて、こいつの口先にまで持っていく。 数瞬過ぎても何も起こらず、首を振って。「…掃除しろ。」とだけ呟いた。 その小さな舌が指の皮膚の上を這いずり回って、丹念に舐め取っていく。 唾液の光沢しか見えなくなるとまた、その顔から調達して、同じ事をやらせた。 これはまるで、餌付けか何かのようだな。 毎日毎日、来る日も来る日も。食事と掃除と洗濯と、性処理を雛に強いる親鳥と、自嘲した。 ――最初の頃は物珍しさが先立ち、一方的に貪り弄んでいたが、 ここ最近は互いを歓び合う愉しさに、ゆっくりと蚕食されている。 あまりにも簡単にここまで手折れたことに、随分と拍子抜けしたものだった。 ずるずるとコールタールの濁沼に嵌まり込んだまま、 そこから抜け出す為の足掛かりはどこにも見付からない―― だいぶ顔の見た目がましになってくると、作業をとりやめた。 ベッドの上に転がしてあるスポーツドリンクのボトルに手を伸ばし一息つく。 大腿の上にさらりとしたものがそよぐ感触があって目を遣ると、 傅いたまま目を閉じて、頭を右の大腿の上に乗せている姿があった。 だいぶ、疲弊したのだろう。もともと体力の無い、奴だからな。 こいつの薄い皮膚では、乱れた脈拍のテンポなんてものはこちらには丸分りだ。 このまま眠られてしまうのも癪なので、呼吸が緩やかになり始めるのを待って一気に抱き上げる。 頭が枕の側に来るようにベッドの上へ転がし抑えこんで、膝を割り開いて様子を観察した。 勃起してすら子供そのままのサイズながら、それはようやく赤みが差し始め、 先端から漏れつづけた蜜はリボン全体をぐっしょりと濡らしている。 双眸はもう潤んでいるどころの話ではなく、涙を湛えきれていなかった。 膝に置いていた手が、上質の白絹のような手触りの腿を撫で下ろされて、 届いた尻たぶを割り開くと、そこだけ僅かに色素の沈着したすぼまりがある。 中指を使って意地悪にも優しく皺に触れてやると、首をぶんぶんと縦に振って忠誠を示した。 口の端が僅かに吊り上がる。逆の手で口を塞ぐ。 一気に第二関節まで捻じ込まれた指は、前立腺だけは器用に避けて体内を弄り始めた。 苦痛とも快楽ともつかない強烈な疼きを逃がそうと、呻きを漏らして必死にじたばたもがけども、 片手の力だけで十分に拘束できてしまう体力差は、俺にとってあり難いものの一つだった。 そうやってじっくりと直腸を抉り擦ってから、ようやく指を抜いてやる。 排泄物の気配は、臭いも何も残っていない。 いつもの言い付け通り、既に洗浄を済ませて来たようだった。 抵抗どころか体を起こす力も失っているようなので、うつぶせに寝かせて膝を立たせる。 この手で支えてやっても、がくがくと笑っている内股がどこか可笑しかった。 さきほどの奉仕のときよりも硬度と大きさを増したようにも思えるものを、 きっちりと閉じられたその部分にあてがった。 「………欲しいか?俺は既に、満足しているのだが……。」 淫らな背徳の期待に満ちていた瞳の内部が、瞬時に焦りに埋め尽くされる。 「や…あ……ください、くださいっ!後でどんな事でもします… だから…お願いだから、意地悪しないで……。」 誘導された事に気付いていない迂闊な誓いに、失笑の息をわざとらしく吐いた。 「……その言葉、忘れるなよ。」 ――掴んでいた尻を放り出して、ベッドの上に胡坐をかく。 「欲しければ、自分でやれ。」という事だが、 肩越しに向けられる怪訝な瞳には、口では何も言わなかった。 熱病に浮かされた頭でも理解はできたようで、荒い息を吐きながら立ち膝でにじり寄って来る。 両の太腿を跨ぎ越えた腰の辺りに膝をつき、奴の内股と俺の脇腹が触れ合って、 互いに正面から向かい合う体勢となった。 小さな腰をゆっくり降ろしてゆくも、腕が使えなければ屹立したものは尻たぶと滑り合ってしまい、 腹の中に容れるどころか先端も定まる気配すら無かった。 わざとらしく溜息を吐いてやると、ますます焦りが大きくなったように見える。 数える事も馬鹿らしくなるぐらいの試行を腿の筋肉が震えるぐらいになるまで続けたようだが、 流石に限界を迎えたらしく、ある瞬間に糸が切れたように俺の太腿の上にへたり込み、 胸板には汗みどろの上半身を預けられた。ぐったりとしたまま、肩で息をしている。 ぼそぼそと謝罪の言葉を囁いてるようにも聞こえたが、発音も声量もはっきりしていなかった。 それでも、少しの間でも休ませてやるつもりなど、毛頭無い。 うつ伏せに転がして、半端な四つん這いの姿勢を強いらせれば、 薄く細い腰にかろうじて存在するくびれに両手をかけ、 照準を定める―― 「ひぅっ…んっ……ぅ……ん…。」 どんなに歯を食いしばって、俺の匂いが染み込んだ枕に顔を埋めても、 くぐもった歓喜の呻きはどうしても部屋の空気に漏れ出て来てしまう。 自ら望んで堕落したソドムの愉悦には最早、理性では抗いきれないようだった。 入り込めたのはまだ亀頭だけだった。 次には背中に覆い被さって、腰にあった手を今度は両肩にかける。 今更になってこいつの腕が行為の邪魔になっている事に気付いたが、外す時間も惜しかった。 そうして力の方向を調整してから、腹を食い破るべく、再度。 ゆっくりと、最大限の自制心を振り絞りながら侵入する。 そうしなければ、繊細なこいつの粘膜は瞬く間に破けてしまうだろう。 自分の性欲は、一気にこれを貪り狂えと暴力的なまでの信号を発していたが、 そんな事をするぐらいなら、いっそここでこいつの首を圧し折った方がマシだった。 俺はいつもこの瞬間にしか、こいつに情を伝える事ができないのだから。 「…ぅ…ぁ…あ…あ…あっ…あっ、あっ!あああああああんっ!」 体のあらゆる部分を力で戒められた少年は、 嬌声を上げて身をよじる事しか快楽を逃がす術が無い。 女に勝るとも劣らない、甲高く艶のある愛しい甘い声が、至近距離にあった耳を劈いた。 いっぱいに見開かれた瞳孔は焦点が最早定まっていない。 「…ありがとうございます…とっても熱くて…大きくて…硬くて…息が詰まりそう… どうなってしまってもいいから…どうか存分に使い倒して…愉しんで下さい……。」 うっとりと囁かれた卑猥な言葉に興味は無かった。 こいつは犯される毎に、このような事を言うからだ。 ペニスの全てが熱く包み込まれている。先端からその根元に至るまで。 過去。支払う料金に関わらず、俺はものの緩んだ商売女しか知らなかったが、 こいつの中だけは、何もかもが別格だった。 未成熟な肉体で凶器そのもののサイズのペニスを受け入れるにあたり、 腸の粘膜が限界まで引き伸ばされた結果、こいつとの間には襞も何も無い密着感があった。 雁首に近い所では、マシュマロのように柔らかい腺が押し潰されている。 滑らかに薄く汗ばんだ陶磁の肌は、触れているだけでも理性が溶解されてしまう気がした。 うなじも犯して、さらさらした清潔な黒髪に鼻を突っ込み匂いを嗅ぐと、 決して安物ではないシャンプーの香りに鼻腔をくすぐられる。 辛抱ができなくなって、責めを開始した。それは、ピストンではない方法で。 黒髪に隠された耳を口先だけでどうにか探し当ててねっとりと舐め回すと、 耳の孔に舌を挿し込んで、耳朶を甘く何度も噛んでやる。 そうすると、もともと窮屈なペニスの喰い締めに、ぴくぴくした痙攣が混ざり始めた。 「ん……ぅ……っ……んっ……。」 こいつは再度目を瞑って、愛撫されるがままに鼻を鳴らす。 顎と枕で頭が挟まれて、もうこいつが自分の意思で動かせる体の部分はどこにも無くなった。 空いていた左手を使って、滑らかな胸をまさぐる。 暫くはとりとめなく、優しく撫で擦っているだけだったが、乳頭が見付かるとそこを狙い定めた。 爪先で一度弾いて硬度を確かめると、摘み上げて、指の腹で転がしてやる。 「ひぅっ……はっ……はぁっ……はぁん……あうぅ…。」 とりとめなく左右を行き来し、欠片ほどの安心の時間も与えてやるつもりは無い。 だらしなく開かれた口の中に銀色の糸が引き始め、一滴は零れ落ちて枕に染みを作った。 炙られるような快楽を更に求めて腰を捻り、硬張りに自分の前立腺を擦ろうとしているのが分る。 こちらから動いて抉り擦るよりも、向こうに動かせるこのやり方が好きだった。 これで壊れてしまうなどということは今まで無かったし、 何より、自分の精神的な誇りの全てを投げ打ち、同性とのアナルセックスをはしたなく求め、 自ら破滅的な快楽に溺れてゆく清楚な少年の姿を至近で眺めていると、 魂の奥底がおぞましくも愉しい何かによって書き換えられていくように感じる。 この澱んだ暗い愉悦が、こいつとの関係を断ち切れない一因でもある。 平穏で温かな幸せは、互いに諦めているからだ。 このような言質を始めとした、自分を合理化する為の言い訳なんてものは、 いつでも腐るほど思い付くようになった。 腸内がぎゅうぎゅうと緩やかに蠢き始めたのを見計らい、 舐めしゃぶっていた耳の孔から舌を抜いて、熱い吐息を吹きかけながら、宣告を囁く。 「………どうだ…そろそろ……?」 利き腕である右手の薬指が、とうに限界を越えているものの先端に触れる。 ぷちゃぷちゃと粘り付くような水音が聞こえたような気がした。 「して!!してぇぇっ!早くぅぅ!もう、もう駄目なんです…駄目ぇ!」 呂律ももう回っていなかった。いつもは、涼やかに澄んだ声で返事をする筈なのに。 「……この……仕方の無い淫乱め…」 「ふぅああああああっ!!あああああううううぅぅあああああっ!」 震える肉茎を掴み、軽く上下にしごいただけで、背中を反らして鳴いてしまう。 鈴口の周囲以外の部分はまだ余計なものが被さっている。 何気なく、丁寧に優しく包皮を剥いてやると、押し殺したような嗚咽が漏れて、 肉の楔を包み込んでいる腸壁の圧迫がなおのこと強くなる。 もう、外気に晒されただけで感じてしまうほどに、敏感になっているのか。 やがて現れたピンク色の雁首は、とても綺麗なものだった。恥垢のようなものは見当たらない。 自慰を嫌ってはいても、そこを清潔にせずには居れない性格なのだろう。 口に含んでやろうとは思わないが、そういう趣味の人間の気持ちは、解る様な気がした。 ――ある夜の風呂上がり、自室で涼む前に二番手を勧めた瞬間、 奴は感極まったように俺の腰辺りに縋り付くと、顔を押し当てたまますすり泣いた。 どうにか引き剥がして事情を聞いても、錯乱したように要領を得ない言葉ばかりを弱弱しく述べるばかだ。 これは何を思ったか、羽織ったシャツのボタンを外して、胸の高さまで捲り上げたのだ。 「剛直」や「怒張」といった汎用の形容詞には決して含められない逸物。 日々仕込まれ続けた性欲は煮詰めて固められ、凝縮され続け、 小さなそこの限界を越えるまで抑え込まれた強烈な欲望は、遂にその持ち主をも操ったらしい。 俺がまだ何も施さないまま、独りでに欲情しきったペニスを初めて見たが、 男根として成立しているのが信じ難い、奇跡のような肉茎だった。 しみも括れもなく、反りも浅い。俺の親指ほどの太さがあるかも怪しく、 蝋燭のようにしなやかな白さで彩られて、肉柱の芯にだけ、僅かに赤みが差している。 僅かに頭を覗かせるサーモンピンクの先端からカウパーが溶け出し、 荒い呼吸に合わせて緩やかに上下しながら、時にしなりを打ち、ひくひくと切なく震えている。 泣き腫らした瞳をこちらに向け、許しを得ないまま劣情を抱いたことの謝罪を口で何度も訴える、 その光景から逃れる選択など、他に存在しないと今でも思っている。 その後、過ごした時間の内容は、まだ覚えてはいる。 艶かしく切迫した声色を震わせ、零れた息遣いの一つ一つが浴室から滲み、寝室に低く反響する。 奴はそうして一時間以上も独りで耽り続け、時折、露骨に俺の名前を呼ぶ事も、数える気も失せるほど有った。 こいつが自慰に耽った日は、覚えている限りそれだけだ―― 下半身の体温が伝わり、熱に浮かされた脳髄が、こちらの高まりをも訴えている。 「………約束は、覚えているな…?お前は、どうなってもいいと、確かに言った。」 「いいです!どうなっても、どうなってもいいからぁ!早くぅ!早く出させてぇ!」 「どうなってもいいんだな?どんな事をされても、いいんだな?」 「命令には絶対逆らいません!今までもそうだった筈です! ずっとこのままじゃ頭おかしくなっちゃう!もう壊れちゃうから!死んじゃうからぁ!」 指の腹で転がしていただけの乳頭遊びが、親指と中指の爪で摘み上げるものに変わった。 「ぁ…あ……好き、好きです…愛してます……大好き… もう殺されちゃってもいい…それぐらい今…幸せです…。」 玉の汗がいくつも浮かんでいる首筋を舐めると、耳朶に前歯を当てて、そっと囁く。 「…………後悔するなよ。」 右手が亀頭全体を握り、掌の中でめちゃめちゃに強く抉り擦る。 同時に、こちらのペニスで押し潰していた前立腺も、竿の動きだけで轢き始めた。 「!!っっっっっきゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ!!!!!!!!!」 自由の利かない肉体を必死に捩って、流し込まれる破滅的な悦楽から逃げようとしても、 大人と子供ほどまで違う体格差に圧し掛かられていては叶わぬ望みに違いない。 まるで意思を持って精液を搾り取ろうとしているかのようにペニスを貪る内蔵のせいで、 目の前で無数に瞬く白色の星に、やがて思考の全てが埋め尽くされた。 肉と肉を強く密着させて、襲い掛かるであろう最期のときに備えた。 「いって!早くおなかに熱いの出してぇ!おなかが溺れちゃうくらい精液いっぱい欲しいの! 一緒にいかせてくださぁ…っぅ…ぁ…ぁ…ぁ……くふぅぅぅぅぅぅぅぅんっ!!!!!!!!」 脳髄に電極を刺し込まれて、直火で焼き焦がされているような快感が発生する。 ぶごごぶっ!ごぶぶぶぶっ!ごぶびゅうっ!びゅぶう!びゅうううーっ!! 濃密な白濁の塊が精嚢から大量に送り出され、尿道を通過し、 決して絶頂に達することの許されない少年の腹腔へ容赦なく叩き付けられる。 華奢な体内に吐き出されている射精の摩擦音が、自分で解ってしまうくらいだ。 「いやあああああああっ!!!!リボンを外して!外して!出させてください! 今じゃなきゃ嫌です!外してぇ!御願いだからぁ!」 戒めを解くどころか、すべらかな肉茎を万力のような力で握り締め、 鬱血した亀頭には、浅いながらも親指の爪まで突き立てられていた。 声を振り絞って泣き叫ぶ少年の、心地よく耳に響く哀願をBGMにしながら、 ぬかるむ意識の中、同性の腸内での射精という倒錯した余韻に浸り続けた。 「一緒に気持ち良くなりたかったのに、今日はどうしてこんな意地悪をするんですか? いつもなら、気絶しちゃうくらい、起きても真っ直ぐ歩けないくらい、出させてくれるのに……」 ベッドの上で向かい合う少年は、俯いてさめざめとすすり泣いていた。 腕のベルトだけは解かれているが、こいつのリボンと勃起はさっきのままだ。 もう、こちらの硬度はさっきの半分ほどでしかない。 「『どうして?』と訊かれてもな。どうなってもいいと、言っただろう。」 「でも、これで終わりだなんて、あんまりです……もう終電も無い時間なのに…。」 「口答えのつもりか?」 「…申し訳ありません。着替えたらすぐ、帰宅します。」 俯いたまま微かな声で、すみません。すみません。と呟きながら、 自分のシャツを羽織りボタンを留めようとしていても、震える指先にまともな作業はできない。 「ごめんなさい…迷惑をお掛けしたくはないけれど、腕が言う事を聞かなくて…」 「馬鹿な真似を……誰が、帰れなどと言った。」 わざとらしい溜め息を吐いた後、気付いて呆然とこちらを見上げる少年の頭を抱き寄せる。 「シーツを換えるのはお前の仕事だろうが、その洗濯もだ。 朝飯の用意だってそうだし、昼休みの弁当もだ。勝手に帰られては、俺が困るだろう。」 「では…朝まで、好きな人と一緒のベッドで、独り悶々としていろ…と?」 「一回や二回で、今まで俺が満足していたと思っていたのか。舐められたものだ。 お前はすぐに失神するからいいが、悶々としていたのは俺の方なのだがな? ……今日という今日は、許さんぞ。日が昇るまでリボンはそのままだ。」 泣きながら頭を擦り付けてくる少年を抱きしめ、小さな背中を擦ってやる。 「最初は…処理に…使って下さったらと思って…この体なら、赤ちゃんもできませんし… でも本当は、その最低限の目的も全然果たせてなかった。一方的に…僕だけが。 ごめんなさい…これからは一生懸命頑張りますから、許して下さい……。」 それにしても、お前の髪は柔らかくて、こうして触れているとくすぐったいのだが。 「してる時だけは、先輩のこと以外、何もかも忘れられるんです。」 こいつは、本当に人間なんだろうか。夜闇に巣食う、恐ろしい化け物の一種ではないのか。 「お願いです。女の人と同じように、して下さい。 お尻の中はとろとろだから、先輩の好きなようになされても、きっと破けないと思います。 大丈夫です。」 でなければ、もしかすると。俺の妄想が見せている、単なる蜃気楼なのかもしれない。 ――早朝だった。脳が眠りからまだ醒めていない時。 数多の凌辱に陶酔していた少年は今や、俺の胸に縋りついて、熱く安らかな寝息を立てている。 すべらかな背に手を回し、緩く肩を抱き締めて、冷える空気に抗うように暖を取った。 俺がこいつの容貌ほどの頃、何をして生きていただろう。 友人達と遅くまで馬鹿をやり、帰りが遅い事を母に叱られ、 風呂上りにビール腹を晒す父に憎まれ口を叩いていたような遠い過去が、 俺のような人間にすら、確かに存在したというのに。 今のこいつは朝昼晩を通して猛り狂う牡と過ごし、口にも尻にも、溢れ返る程の汚液を注がれる。 端整な顔や大腿や背中、皮膚という皮膚の余す所なく陵辱の証が撒き散らされ、塗り込められ、 自分の尻を犯していたものを、自分の舌と唇で清めなければならない。 孕ませる心算がからきし無いのだから、こいつに向けている欲望とはつまり排泄欲だ。 それも愛情の溶液では絶対にない。愛し合ってもいない同性の排泄物の塊をひたすら食わされる日々。 もしも当時の俺がそのような状況に追い込まれたなら、迷わず舌を噛んでいたと思う。 女が捕まらないという苛立ちを紛らわす為に、或いは底無しの若い繁殖欲を誤魔化す為に、 そんな救い様が無く身勝手な、不条理な理由で、何の落ち度の無い子供の、尊厳の全てを奪っている。 「僕にとって、先輩が、初めての人なんです。 頭を撫でてくれたのも、肌に触れて抱き締めてくれたのも、キスをしてくれたのも。」 いつか聞いたそんな言葉など、世辞だとばかり思っていた。 どうあれ、今更こいつを正気に戻して社会復帰させた所で、俺には何のメリットも無い。 これが望むものを余さず与え、白く柔らかい肉を散々に貪り尽くせば、いずれ飽きが来るだろう。 この大層惨めな粗大ゴミをどうするかは、それから考えることにする―― ――初春の森の中で、生まれて初めて生け捕った虫を、ふと思い出した。 俺がこいつの背丈もないぐらいの時代だ。分け入った木立の中、木漏れ日の合間の地面。 そいつは黒い模様の羽根をしている。 ただ、羽根を外に開くと、一筋の奇麗な水色のラインが内側に走っていて、 当時の俺にはそれはそれは値打ちものの虫に思えたのだ。 虫採り網も無く、恐る恐るの忍び足でどこまで近づいても、虫は決して逃げようとしない。 羽根を摘んで持ち上げるまで難は無かった。虫は死に瀕していた。 放り込む篭も無く、指先に捕えたまま家に持ち帰った。 帰路の最中、もう四本しか残っていない肢を弱弱しく振る虫に息を吹き掛けて弄んだ。 机の上の小瓶に封じ込め、二日は眺めて過ごしただろうか。 ある昼下がり、何を思うこともなく、摘み上げて机に乗せた。蝶はようやく羽根を広げる場を得た。 標本というものがあるのをまだ知らなかった。蝶の奇麗な羽根だけがとても欲しかっただけだ。 下側の小振りな二枚は千切り取れた。自信を深め、右の羽根をも毟ろうと指先に力を篭めたのだ。 蝶は胴体から真っ二つに裂け、内部の粘液を散らせて、ただの汚物になった――
https://w.atwiki.jp/55syota/pages/153.html
478 :弟のご主人さま・7:2008/12/15(月) 20 30 25 ID 9XYmojxD 【 7-1 】 弟の咽喉が小さく上下した。俺の精液を飲み込んだのだ。 しかしながら粘性の強いそれを一度で飲み下すことは叶わず、結果のどの途中で引っ掛からせて激しくむせ込む。 「大丈夫か? 無理に飲まなくてもいいぞ。もう充分によくやったよ」 そんな弟の背をさすってやりながら、改めて素の状態に戻った俺は自分のしたことへの後悔を感じ始める。 今の俺という存在、欲望の赴くままに弟を蹂躙する酷い兄であるのだろう。――しかし、この弟を前にしては狂わずには いられないのだ。今ではそれほどまでにコイツを強く愛していた。 「けほ、けほ……はぁ~」 ひとしきり咳きこむと、弟も大きく息をつく。 「……気持ち良かった、アニキ?」 「おう、良かったよ。あんなに気持ちいいのも久しぶりだった。上手いな、お前は」 「ホント? へへへ~♪」 そして改めて訊ねてくるその言葉に、俺も甘えてくる弟を抱きよせて戯れる。 しばしそうして過した後、胸の中の弟は再び俺を見上げながら、 「で、これで終わりなの?」 そんなことを訊ねた。 「『終わり』って、どういう意味だ?」 「だからぁ……セックスって『これで終わりなの?』って意味。ビデオのねーちゃんはさ、なんか股の所にチンコ入れてたじゃん。 それって俺達じゃ出来ないのかなって」 弟の言わんとしていることを理解して俺も頷く。 「まぁ、本当はそれが『本番(セックス)』だからな。だけど、無理するなよ。お前にゃマンコねぇし、もうこれだけでもいいだろ」 そう諭し、再び俺は強く弟を抱きしめる。 射精後ということもあってか、今の俺はこれ以上になく満足でそして幸せな状態にあった。確かに『挿入』までを済ませてこそ セックスではあるのだろうが、今も言った通り『男』で『子ども』の弟にそこまで求めてしまうのは、いくらなんでも酷である。 「とりあえず今日はこれくらいでいいんじゃないか? 充分、満足させてもらったぞメイドさん」 そして、もうすっかり事の終わりを一人決めたその時であった。 「あのさ……アニキのチンコ、俺のケツの中に入れられないかなぁ?」 ぼそりと――呟くように弟はそんなことを言った。 「えぇ?」 その思わぬ言葉に腕の中を見下ろす俺へ、それを見上げる弟もどこかはにかんだ様子でイタズラっぽい笑顔を返す。 「さっきのねーちゃんの穴も、俺のケツの穴も同んなじ『穴』だろ? だったら、そういうことも出来るんじゃないかなーって 思ったんだよね」 ナイスアイデアだろ――と微笑む弟を前に俺は言葉を失う。 胸中にはそんな弟の申し出に驚くと当時に、それを敢行してみたいと思う二つの思いがあった。今日の俺は、多重人格かと疑いたく なるほどにそんな『二面』の中で行き来している。 弟を大切に想いつつもしかし、その反面ではどうしようもなく傷つけて汚してしまいたいと思っている。そんな慈悲と残虐さとを 人の皮の下に隠し持った今日の俺は、まさに『ジキルとハイド』そのものだった。 その証拠に今も、弟に無理はさせられぬと思いやる『頭』とは裏腹に――その『陰茎(からだ)』は、コイツの幼いアナルを引き裂き たくてこれ以上に無いほど怒張しているのだから。 「ん~、だがなぁ……ッ」 斯様な天使(ジキル)と悪魔(ハイド)とのせめぎ合いが弟を抱きしめる俺の中で葛藤する。 しかしそんな天使は、いとも簡単に俺から放逐されてしまうことになる。 「大きさを気にしてるなら大丈夫だよ、アニキ。ほら、このせーしのヌルヌルをもっとつければイケそうだよ」 ふいに俺の前に立ち上がったか思うと――弟は俺の両肩に手をつき、突き出すようにした自分の尻を俺のいきり立った亀頭の上へと乗せた。 あの柔らかいアナルの柔肉が、ふわりと俺の亀頭の上に降りてその先端を包み込む。 その感触と―― 「ね♪ いけるって」 そしてイタズラっぽく微笑みかけてくる弟の仕草に――俺は今日何度目かの『臨界突破(プッツン)』を再び迎えた。 479 :弟のご主人さま・7:2008/12/15(月) 20 32 58 ID 9XYmojxD 【 7-2 】 思えば、俺の中の悪魔に天使が勝てようはずも無い……なんせ今日の悪魔には、この弟という『子悪魔』がついているのだから。 「そこまで誘うっていうのなら――やってやるさ! もう泣いたってしら ねーぞ?」 「うん、いいよー♪ ……でも、優しくしてね」 再び弟を押し倒し、俺はその脇に両手をついて奴の上となる。そこから見下ろしてくる俺に、弟も瞳を閉じて小鳥のように閉じた唇を 突き出した。そしてそれに誘われるままに口付けを交わすと、俺は寝そべる弟と平行になるよう体を開き、その腰元へと右手を伸ばす。 かっぽう着の裾をめくると、そこには皮かむりの先端に腺液の珠を溜めた弟の茎が露となった。その様に発奮すると次の瞬間には自分 でも無意識のうちに、俺は弟の茎それをくわえ込んでいた。 「――ひッ? んあぁ! 食べちゃダメぇ!」 思わぬ俺の行動に弟は大きく腰を突き上げる。しかしながら、その行動の意外性に驚いているのは俺とて然りなのだ。――よもや、 同性の性器それを口に咥える瞬間が訪れてしまうとは。 しかしながら、複雑ではあるその心中に嫌悪感はまったく沸いてこなかった。それどころか……こともあろうに俺は、コイツの精液を 味わってみたいとすら思っている。 先に弟がこの奉仕(フェラチオ)をしたいと申し出した時には『なんともませたガキだ』と思ったものだが、今になるとその気持ちも 判るような気がした。 そうなると、俺の意識はどのように弟を射精へと導くかに集中する。 そんな時に思い出したのは―― 「え、えぇッ? うそッ! ケツもいっしょなのッ?」 先に弟の前立腺を責めた時の、あの指の動きであった。 右手の人差し指で奴のアナルを探るとしばしその淵を弄び、そしてそこから難無くその第二関節あたりまでを一気に滑り込ませる。今までの 行為で様々な体液にまみれていた弟のアナルは、周囲のそれらが潤滑油となって、実に素直に俺を迎え入れた。 そうして徐々に指を進め、その根元までを押し込むと再び――俺はその内部で指先を泳がせて、奴の前立腺を探す。 「ん、んう……ッ、あぁ……気持ちいいよ……いいよぉ、アニキ」 しばし指先で直腸の中探っていると、やがてはそこに触り覚えのある感触を探し出した。 ――コイツか……! そして指先を曲げ、その先端でしこりそこを刺激すると、 「んぅッ! ひ、ひぐぅ! ま、またそこぉ!」 弟は大きく体を跳ね上がらせ、あの時と同じ反応を見せたのであった。 これさえ探り出せてしまえば、もうこっちのものだ。あとは奴をイカせるべく、俺は出し入れする指の動きを徐々に激しくさせた。 「ん、ん……あぁ、あ、あぅ……ッ」 俺の責めに何度も横たえる顔を左右させて悶える弟。さらには咥えている茎にもまた、先の弟の奉仕をなぞり、何度も口唇によるスロトークを 加えていく。 「あ……あぁ、あぁッ、アニキぃ! もっとぉ」 もはや弟自身、自分の体にどのような変化が起こっているものやら判らなくなっている。否、それどころか体全身を包み込むこの快楽ですらが、 もはや『快感』かどうかすら判らなくなっているのかもしれない。 いまや弟の感覚は、そんな苦痛と快楽の綱の上で激しく左右している状態だ。あと一押ししてやれるならば、たちどころにその意識は快楽へ 落ちて、二度目の射精を迎えるはずである。 ――はずであるのだが。 「あぅ、あうぅ……くぅんッ!」 あと一歩とまで迫りながらも、そこから弟はしぶとかった。 すでに意識は絶頂へと集中している。しかし最後の一押しを前に、なかなか弟はイケない。 ――なぜイカないんだ? さっきだったらもう終わってるはずなんだが……。 直腸越しに刺激していた前立腺を、今まで以上に強く突き上げてみる。 「あッ……ん、んぅー!」 反応こそすれどやはりオルガスムスには一歩足りない。そしてその時になって俺も気づく。 ――そうか、順応してるのか。 そう。今の弟の体は度重なる快感の連続とそして初精を経て、性に対する快楽への『耐性』が出来ているのだ。すでに体が順応している。 それゆえに、一度体験した刺激ではイキづらくなっているというわけであった。 ――更なる刺激を与えるしかないか。しかしどうやって? 弟の茎を依然咥えつづけたまま考えたその時である。 ――順応してるってんなら、もう少しムチャしても大丈夫ってことだよな。 そんなことに俺は気づく。発想がいよいよ悪魔じみてきた。 480 :弟のご主人さま・7:2008/12/15(月) 20 34 38 ID 9XYmojxD 【 7-3 】 同じ刺激を続けるのではなく、それをさらに激化させてしまう――我ながら、人でなしな考えではある。 しかしここまで来たのならいっそ、『壊れてしまえ』と俺は思う。 もう俺だけの『弟』だ。ならば、俺だけに愛されていればそれでいい。 再び俺の中のハイドがその顔を覗かせた。 一旦、直腸に潜らせていた人差し指を引き抜くと―― 「あ、んぅ……やめちゃヤダぁ……」 俺は湯気立つ人差し指に唾液を絡め、そこへさらに中指も加える。そうして二本になってさらに太さを増したそれを、 「やめるかよ。もっと――もっと良くしてやるって」 再び肛門の淵へと宛がい、次の瞬間―― 「ンッ? んぎいぃぃ!」 遠慮なしに俺は、一気にそれを根元までねじ込んだ。 今までの倍以上となった二本指の衝撃に、ただ弟は陸の魚のよう開いた口元を上下させては大きく体をのけぞらせる。 そんな様子を一瞥すると、俺は再び奴の茎をくわえ込む。先ほど以上に怒張して腺液を溢れさせたその様子に俺はこの愛撫に効果があることを確信する。 そうして動かすことすら難しいほど締め付けてくるそのアナルの中、俺は人差し指同様に――否、それ以上の動きを以って弟の前立腺を刺激し始めた。 「んおッ、ごッ、おんんッ」 明らかに先ほどまでとは違った声を上げる弟。苦しげながらも、激しく脈打ちつづける茎からは、もはや射精と変わらぬ勢いで腺液が溢れ出して 俺の口中を満たす。 快感に順応しているがゆえ、その体もまたこれら刺激に対して強くなっているのだろう。 小学生(こども)には到底無茶だと思われるその行為にあっても弟はそれを耐え――それどころかその苦しみの中に新たな快感を探り出す感覚を、 すでに自分の中に見出しているのだから。 そうして数度目のストロークでその時は来た。 「お、おおぉ! あ、アニキ……だ、ダメ……ッ、もう、いっちゃうぅ……」 息絶え絶えにそれを告げ、俺の頭を両手でワシ掴んでくる弟――そして止めの一撃になるだろう最後のそれを突き上げた瞬間、 「あーッ! あーッ! ッッ……あぁ――――ッ!」 舌の上にどろりと熱い何かが込みあがったと同時、それに次いで吹きあがった飛沫が咽喉を打つほどに強い勢いを以て俺の口中に熱を広げた。 「あ、あうぅ……んんッ……」 無尽蔵にそれは茎の先端から溢れて口中を満たしていく。 そうして二度三度と、激しく茎を脈打たせて射精を果たすと――あとは緩やかに、吸い付ける俺の舌上へと生まれたばかりの精液を流しつづけるのだった。 口中に留めたそれを俺はじっくりと味わうように飲み下していく。 ほのかな塩味とそして舌先を痺れさせるような感触の精液は、今の状況とさらにはそれを放出する弟の愛らしさと相成って不思議なほど美味に感じられた。 「あ、ああぁ~……ッんぅ!」 そうしてバニラシェイクのストローでもすするかのよう、尿道に残った最後の一滴までその亀頭の先端に唇を吸いつけて飲み干すと――ようやく 俺から開放された弟は、先ほど以上に脱力した様子でその体を布団の上に投げ出すのであった。 そんな弟を見下ろしながら俺も、奴の直腸の中に収めていた指々を抜いていく。ぴっちりと広げられた肛門の淵を、引き抜く指々の節々がごつごつと なぞるたびに弟は弱く反応しながらくぐもった声を上げる。 やがてその指も抜き終え、弟はようやく俺の全てから開放された。 無き濡れて脱力仕切った感の瞳と、漏らした唾液の筋を口の端に残したそのだらしない表情――アナルに至ってはもはや、俺が苛め抜いたせいで 閉じきらなくなったその穴をぽっかりと開けて、充血した直腸内部の様子を俺の前へと晒すのであった。 「最高だ……最高に可愛いよ、お前」 そんな弟へ口付けすると、奴もまた忘我の中にありつつも弱く反応して舌先を絡めてくる。 射精直後の弟にとっては、このキスこそが『終わり』の行為に思えるのだろう。しかし俺にとってのそれは、ようやく宴の支度を整えたに過ぎなかった。 まだ終わらない。否、終わらせやしない。 そう――まさに狂楽の宴は、今から『始まる』のであった。 503 :弟のご主人さま・8:2008/12/16(火) 07 10 46 ID 0qiwFlfc 【 8-1 】 仰向けに寝そべる弟の両膝を立てさせ、目の前にその開ききったアナルを露とさせる。 「ん、んぅあ……まだ、触っちゃダメぇ……」 それに対して弱々しく反応してくる弟。しかし俺は自分の茎へ、先の弟の精液を塗り込むと着実にその準備を整えていく。 すっかりぬめりを帯び、赤く艶やかに反り返った陰茎を弟の前にかざすと、俺はその根元を押えながら亀頭それをアナルの前へ導く。 そしてその淵を塞ぐよう先端を宛がうと、 「始めるぞ……」 俺はゆっくりと、そこへの挿入を始めた。 「……ん? え、え? なぁに? なんなのぉ?」 徐々に肛門の淵が満たされそして拡げられていく感触に、弟も緩やかに覚醒を果たす。しかしその頃にはもう、反り返った亀頭のその背までが奴の アナルの中へ挿入されているのだった。 指々よりもさらに太い亀頭はその中頃まで侵入し、カリ首で止まってその動きを止めた。そうしてそれを見計らうよう弟も、まだ射精の余韻から 震える上体を起こして自分の身に起きていることを確認しようとする。 「何してるの、アニキぃ?」 「何って、本番だよ。セックスだ。さっき、この可愛い穴に入れてもいいって言ってくれたのはお前だろう?」 弟の問いかけに答えつつ、その途中までで留まっていた亀頭を僅かに侵入させていく。 「ん、んぅ! ッ……も、もうやるのぉ? まだちょっと……」 「『ちょっと』、なんだ?」 「う、うん……まだちょっと体が慣れてないっていうか、今ケツに触られると変な感じがする」 「痛むか?」 俺の問いにしばし弟は答えを詰まらせるが、 「……うんん、大丈夫。アニキのチンコの熱っついのが伝わってきて、ちょっと気持ちいいかも」 俺から視線を外しながら、どこかはにかんだ様子でそう答えるのであった。 そんな返事を聞いて俺も大きく頷く。 「じゃ、もう大丈夫だな」 「えッ? だからぁ、もうちょっとだけ待ってほしいの――」 戸惑うようどこかあわてた様子の弟の、どこか必死な感じがなんとも可愛く俺の眼には映る。 そんな弟の言葉に頷きつつも、俺は奴の腰を抱き上げる。 そうしてそのまま抱き上げ、俺の膝の上で立ち膝の状態に弟をさせると、俺達の顔はその額が触れ合うほどに近くなった。 弟にとって今の体勢は、抱き上げる俺の力を借りながら、俺の亀頭にアナルを引っかけた状態で保っているようなものだった。もし少しでも腰を 落とせば――はたまた俺が少しでも抱き上げる力を緩めれば、たちどころに俺の陰茎は弟のアナルを貫通することになる。 そんな危うい状態を弟も知るからこそ、 「アニキぃ、もうちょっと待ってよぉ。まだ俺、できないって」 俺の腕にしがみつきながら、緩徐に行為を進行してくれるよう哀願する。 しかし俺は、 「もうこれ以上じらされてはたまらん」 正直な胸の内を俺は弟へと伝えていた。 この瞬間に至るまで、今日はずいぶんと多くのことを俺達は体験してきた。 そのほとんどが二人にとっては初めてとなることばかり――この短時間の間にずいぶんと濃密な時を過ごしたものである。 そしてその集大成こそがまさに、今この瞬間であるのだ。 「お前も俺の弟なら覚悟を決めろ。――一気に行くぞ」 「わ、わわわッ、待ってよ。じゃあ、『いっせーの』でやってよ」 ゆっくりと俺の支える力が解かれ、徐々に亀頭がアナルへと沈んでいく感覚に弟もいよいよ以て焦りだす。 そして―― 「い、いい? いっせー……」 弟のカウントも待たずに次の瞬間―― 「んおッ!?」 俺の支えをなくした弟の腰元はストンを落ち――俺の茎は完全に、その全体を弟の直腸の中へ納めたのだった。 504 :弟のご主人さま・8:2008/12/16(火) 07 13 06 ID 0qiwFlfc 【 8-2 】 「ッッ……かッ、かはッッ……あ、おぉぉ……」 合図である『せー』の途中で落とされたことにより、まだ覚悟の整っていなかった体への直撃は普通に挿入される以上の衝撃を弟の中へ伝えたようで あった。その証拠に、これが始まる前はすっかり委縮していた茎も今の挿入と同時に、一気にまた元通りの屹立した状態へと戻されていた。 「温ったけぇ~……温かいなぁ、お前の中は」 膝の上で未だに息を殺している弟を、俺は呟くように語りかけながら抱きしめる。 直腸を通してくる熱とそして締め付け、それらにすぐ達しそうになる感覚をどうにか堪えようと、しばし弟を抱きしめた状態で俺はその感覚の波が 過ぎ去るのを待った。 やがてその中で、 「う、うぅ……ひどいよぉ、アニキぃ」 弟もまたようやく昂ぶらせていた感覚を落ち着かせたようである。 「ごめんな、我慢できなかった。痛かったか?」 「ちょっとだけ。でも……痛いのが、ちょっと気持ちいかも」 互いの額をすり合わせながら、弟はそんな告白をする。 「痛いのが好きなのか? そういや、さっき指を二本入れた時もすぐに慣れちまってたな」 「きっとさ、アニキだからだよ」 「俺? そういうことだ?」 「アニキがしてくれるから、気持ちいいんだ。フツーに気持ちいいことはもちろんだし、痛いのだってアニキがしてくれるから気持ち良くなれるんだと思う」 そんなことを告げて、甘えるように弟はぐりぐりと額を押し付けてくる。 「だから、急なのにはビックリするけど、もっともっと痛くしてくれても大丈夫だと思う。アニキが俺のこと…………愛してくれるなら」 消え入りそうに最後の言葉を結んで弟は微笑んで見せた。 その笑顔に、そんな弟と繋がる俺の茎は大きく跳ねあがる。 「う、うあ? 大きくなった?」 今の俺の胸中に満ちる悦び――。 それは単に肉体を通じる快楽的なものではない。何よりも『愛される』ということの悦びそれが、俺の胸を満たしていた。 恥ずかしながらこの歳まで『感動』とは無縁の人生であった。だからこそ、今の弟の告白は――そしてその想いは、何よりも俺に強い喜びとそして 感動を与えてくれた。 初めての、経験であった。 「…………」 「あ、アニキ?」 何も言わずに弟を抱きしめる。言葉が見つからない。 それでも今の悦びを、そして感動を伝えたくて俺は必死に言葉を探し、 「……ありがとう」 芸もひねりも無い、そんな一言を伝えた。 この日一番、感情を込めた一言であった。 先に述べた喜びと感謝、そして俺もまた『愛している』という思いの全てを込めて、俺はただ『ありがとう』と伝えた。 「俺こそ……俺こそ、ありがとう。アニキ」 抱きしめ返してくれる弟の小さな力が、俺の中に流れ込んで大きな力になる。 「……さて、湿っぽいのはここまで。一気に行くぞ?」 ここにきてようやく互いの想いが心を通じて繋がり合ったことに、なんだか嬉しいやら恥ずかしいやらで、俺はそれをごまかすよう弟に言ってみせる。 「あはは、変なの。アニキ、泣いてるよ?」 弟に指摘されるよう、吐き出すセリフとは裏腹に俺は涙を溢れさせていた。 しかしそれは、 「ばーか。お前こそ泣いてるくせに、生意気言うな」 弟もまた然りであった。 「涙って言うのはな、嬉しい時にだって出るんだよ。俺は今、お前とこうして一緒にいられることが嬉しいんだ。その涙なんだぞ? 文句あっか」 「ないよ。俺だってそうだもん。好きだよアニキ。文句あっか」 そうして互いに微笑み合う。 会話らしい会話を交わしたのはこれが最後であった。 505 :弟のご主人さま・8:2008/12/16(火) 07 15 10 ID 0qiwFlfc 【 8-3 】 やがて示し合わせたよう口づけを交わすと、俺はゆっくりと弟を抱える腰を動かしていく。 「ん、ん、んぅ……あぁッ」 やはりというか、若干サイズの合わぬ茎ではそれが抜かれるたびに大きく肛門の淵を引き延ばし、端整だった元の形を大きく歪めてしまう。その様からも、 そこにかかる負荷や痛みそれが半端ではないと俺も察する。 しかし、 「あ、あぁ……アニキ、アニキぃ。痛いよぉ、もっとぉ」 俺もそして弟も、それを止めることはできなかった。 もはや俺と弟は、肉体だけに留まらずその心まで通じて一心同体となっている。そんな互いの想いが交じり合った心は、弟が受け止めた俺からの痛みを 快楽に生成し、再びそれを俺の中へと還元してくるのだ。 それを受け取るたびに、俺の体は更なるその快楽をむさぼりたく、更なる痛みを弟へと与えてしまう。そして弟もまた、俺を通じて同じその快楽を感じ取り、 更なるそれを求めようと、俺へ『痛み』を求めてくるのだった。 生み出す痛みと受け入れる悦び、そしてその中に交差する互いの様々な想い――もはや単なる性交を超越した何かを、俺と弟はこの行為の中に見出していた。 「く、うッ……形を変えるぞ」 そう一方的に告げると返事も待たずに俺は、依然繋がったままの状態で弟の体を反転させる。 「え? え? ッ、うぁおお!」 その小さな直腸の中で、反り返った亀頭の先端が大きく腸壁をえぐって体位を変える。そうして新たに俺がとった体位は、後背位(バック)から攻める犬の ような姿勢であった。 「こ、これって、犬といっしょじゃん? 恥ずかしいよ」 両膝をつき、前に向かって手を突く四つん這いの姿勢に弟は羞恥心を露にする。しかしながらその姿勢とそして弟の反応に俺は再び火が付いてしまう。 その体勢からより強くそしてより深い挿入を与えようと、俺は両ひざの上に両手をつき、相撲取りが取る様なガニ股に四股を踏む姿勢をとった。 そしてそこから――さながら釣鐘を叩く撞木のよう腰をしならせ、より力の入った茎を打ち付ける。 「ひぐッ! あ、あぐぅぅッ!!」 俺の腰元と弟の殿部とがダイレクトに打ちつけられるたびに、場には手の平を打ち鳴らすかの如く軽快な音が響き渡る。そんな、今まで座位に繋がっていた 時とは比べ物にならない衝撃に、弟は見開く瞳の中の光を淡くさせる。 リズムに乗って、更なる速度を得てそれを打ち鳴らす俺の責めに、やがては上げていた顔を布団へこすりつけて弟は苦しみもだえる。 「あ、あおッ……おッ……く、苦しいよぉ。痛いぃ……あぁ、もっとしてぇ」 終始かような痛痒感に息を殺す弟であったが、次第にその感覚に体も慣れてくると――ついには打ち付ける俺の動きに合わせて自分からも、その尻根を突き だしてくるのであった。 そうして互いを打ち付ける行為はさらに激しさの度合いを増していく。 もはや腰の動きに残像が確認できるほどに速度を増したそこからは、今までの『手を打ち鳴らす』軽快な音から、『タイヤに拳でも打ちつける』かのような 鈍く乱暴な音が響きだしている。 「壊れるぅ……壊れるよぉッ。アニキぃ、壊してぇ!」 もはや言葉にならぬ叫(こえ)を発し、犬狼のよう頭を振り上げてそれを叫んだかと思った次の瞬間――一際強く打ち付けたその一撃に、弟は激しく放尿して 再び敷き布団の上へと崩れ落ちるのであった。 「ふぅー……」 それを仕切りに俺は俺はいったん動きを止める。 その下では両手を枕にして頭を伏せた弟が、何度もその小さな尻を痙攣させて悶える姿があった。 絶頂ではない。一時的に感覚が飛んだのだ。 もはや、俺も弟も限界が近かった。 それを悟り、 「元に戻るぞ。お前はそのまま寝てろ」 後ろから抱きしめるように弟を抱き上げると、再びその体を反転させて、最後は正常位へと体位を移行させた。 互いの情を幾度となく交らせた今日、それと数を同じくするかのよう幾度となく取ってきたこの体勢――弟を下にして、こうして見つめあえる体勢へと再び 俺達は戻っていた。 そうしてすっかり息を上がらせた弟を確認すると、俺はその疲れを労わるかのよう口付けた唇で弟の頬や首筋をついばんでいく。 506 :弟のご主人さま・8:2008/12/16(火) 07 17 04 ID 0qiwFlfc 【 8-4 】 「ん、ふッ……あぁ、もっと……アニキもっとぉ」 そんなキスが愛しいのか、はたまた愛に渇いた体に切ないのか、何度も俺を呼んではそれを求め、そして強く抱きしめてくるのだった。 やがては弟も同じように応え、俺達は互いの体を余るところなくついばんで愛撫していく。 そうしてようやく弟の体が落ち着くを取り戻した頃、 「最後は、こんなもの取っちゃえ」 俺は今の今まで、弟の身を包んでいたかっぽう着を脱がせた。 「『メイド』なんかじゃなくて、最後は『お前』として抱きたい。お前も、俺が『アニキ』だんなて忘れてくれよな」 そんな俺の言葉に、弟は言葉で応えるよりも先に――俺のその唇を奪っていた。 「嬉しいよぉ……アニキ、嬉しい」 そうしてその抱擁を続けたまま、ゆっくりと俺は最後になるであろうストロークを取り始めていた。 「ん、んぅ、あ……ッくぅ」 上から被さるよう、しっかりと抱きしめて与えられるその動きに弟も甘い声を上げる。 座位のような深くこねくるようなものでもなく、はたまた後背位のよう勢いに任せてえぐり突くものでもない。この正常位それこそは互いの表情を確認し合い、 そして互いの想いとを感じ取り逢える体位なのであった。 「アニキぃ……これ、気持ちいいよ。もっと、もっとしてぇ」 誰よりも相手を近くに感じ取れるその体位に、弟も強く俺を抱いてその想いを伝えた。 同じくに、 「これから、いくらでもしてやるさ。お前こそ、俺を放すなよ」 俺も強く抱き返す。 そうした心と体の一体感が再びシンクロした瞬間――俺達は互いの絶頂が近いこともまた共感した。 もはや俺達に、『兄弟』という垣根はすっかり無くなっていた。 互いをその名で呼び合い、ただ求めあう――誰よりも純粋に『愛すること』それを実行していく。 そして遂に、その時は来た。 ピタピタと一定の間隔を以て出し入れされる卑猥な水音が、より重みを増した濃厚なものへと変わる。射精と見まがわんばかりの腺液の放出が、より弟の直腸の 中で液体の撹拌を激しくさせているのだ。そしてそんな俺を上に、互いの腹の上で擦られる弟の茎からもまた、愛液のようトロトロとあふれた腺液が、抱き合う 俺達の体を熱くぬめらせるのであった。 「くぅ……イキそうだ。そろそろ、大丈夫か?」 「う、うんッ。俺もイキそう……早くイキたい。アニキと、一緒にイキたいよ!」 その弟の想いを確認して俺もラストスパートをかけた。 臼を突くよう、持ち上げた腰元を重く慎重に打ちつけていく。 そして幾度目かのストロークと―― 「アニキ……アニキぃ、好きだ。大好きだぁ」 「俺だってッ。お前のこと誰よりも――世界で一番愛してるからな!」 そして想いとが重なったその瞬間――ついに俺達は絶頂を迎えた。 互い溢れんばかりの精液の奔流を俺は弟の中に、そして弟は俺達の間へと迸らせ――内と外から、その互いの熱で俺達を融かし合いひとつに混ざらせ合うのだった。 二人の想いは今、ひとつに解け合い昇華していった――――。 こうして俺達の初めての夜は、幕を下ろす。 これから『ずっと』を共にしていく二人の、最初の一歩だった。 507 :弟のご主人さま・9:2008/12/16(火) 07 19 14 ID 0qiwFlfc 【 9-1 】 見上げる浴室の天井に、そこへ立ち込める湯気の中に俺は意識を漂わせていた――。 何かを考えることなど出来ないほどの疲労とそして幸福感に包まれて、俺はただその余韻に蕩けた意識を見上げる天井に投げかけるしかできなくなっていた。 場所は我が家の浴室――本日二度目の入浴となる今である。 湯船の左右両縁に両ひじを投げ出し、浴槽のなだらかな背もたれに体を預けたまま脱力する俺の両膝の間には――そんな自分と全く同じ姿勢でその両腕を俺の 膝頭に預け天井を仰ぐ弟の姿があった。 湯船のなか、徐々に体や心の中に凝り固まっていた緊張が溶け出していくと――俺はその幸福の忘我から覚醒を果たしながら、次第に自分の犯した過ちの 大きさを知り、深く後悔していくのであった。 行為前から俺は、自分を『まっとうな人間』だと意識してきた。『小児愛者ではない』、『至ってノーマルだ』と、誰に言うでもなく訴え続けていた。 しかしそれがどうだろう。 いざ事が始まってしまえば、俺は欲望の限りに弟を蹂躙した。凌辱し、責め嘖み――終いには幾度となく殺しかけさえしたのだ。 「ん……アニキ?」 目の前にいる弟を――その小さな背を無意識に俺は抱いた。 たまらなく切なくなった。 愛しいはずのコイツを――ただ情欲のはけ口としか見ることの出来なかった自分にはもう、弟を愛する資格などないのかもしれない――そんな自責の念に苛まれた。 そんな罪の自覚と己の愛を疑う思いが、死にたいほどに自分という人間の浅ましさを俺へ諭してくるのであった。 誰よりも弟を愛していることに気付いた今だからこそ、同時にそれを知ってしまうことが今の俺には何よりも辛く苦しいことであった。 それと同時に、何も知らぬ無垢な弟を汚してしまったという後悔もまた、俺の中には湧き上がる。 弟を愛しているという俺の気持ちに偽りはない。しかし、弟はどうなのだろうか。 確かにコイツも、俺に対して『愛情』を抱いてはくれているのだろうがしかし、それはけっして純粋なものではない。それは今日、俺が無理やりに犯してしまう ことで植え付けてしまった、偽りの想いであるのだ。 幼さゆえに弟はそれに気付けないだけ――この先コイツが大人になり、一人の人間としての自我を確立した時に今日のことを思い出して、どれだけ俺とそして 自分に嫌悪することだろう。――それを考えると、ただ俺の心はより重く沈んでいってしまうのだった。 そうしてその心に引きずられるよう、深く頭を下げていくそんな俺へと、 「アニキぃ、どうしたの? どっか痛いの?」 膝の中の弟は、項垂れる両頬へ手を添えて心配そうに俺の顔を覗き込んでくるのだった。 今のこんな俺よりも、よっぽども痛い思いをしたのはこの弟の方だ――それにも拘らず、優しいコイツは俺の体を案じてくれる。 その優しさを前に、 「……兄ちゃんさぁ、最低かもしれん」 そんな弟に、どこか俺も自嘲気に応えた。 「え、なんで?」 「実は俺、どうしようもない変態だったみたいだよ。その上、自分のことしか考えられない身勝手な奴だった」 「そうなの?」 「そう。――さっきだってそうさ。お前があんなに苦しがってたのに……俺はやめてやるどころか、最後まで虐め通して楽しんでたんだ。もしかしたら、あれで お前のこと怪我させるかもしれなかったっていうのに」 いざ口に出してそのことを確認すると、俺の心はさらに重く沈んだ。改めて自分の最低ぶりを思い知らされる。 「それだけじゃない。今日のこの……ックスだって、お前の心の傷になってるかも知れないんだ」 「心の、『傷』?」 「そうだ。お前が将来大人になって、ちゃんと女の子に恋が出来るようになった時――きっと今日俺とセックスしたことを、『男』とそれをしてしまったってことを 後悔する日が来ると思う」 「…………」 「その時お前がどれだけ嫌な思いをするか、どれだけ後悔をするか……それを考えるとな、兄ちゃんは申し訳なくて仕方がないんだ」 そしてそんな心の内を吐露した後はただただ、そんな自己嫌悪につぶされて項垂れるばかりだった。――が、 「…………、ん?」 突然のその感触に俺は我に返った。 そっと唇に触れる、温かく柔らかいその感触……瞬きを数度して見つめる眼の前には、瞳を閉じて俺に口づけをしてくれている弟の姿があった。 508 :弟のご主人さま・9:2008/12/16(火) 07 20 25 ID 0qiwFlfc 【 9-2 】 そうしてされた時と同じくらい静かに弟は離れると、 「へへへ……キス、しちゃった」 驚く俺にぺろりと舌先を出し、弟はどこかイタズラっぽく笑った。その仕草は、俺に叱られた時にコイツがよく見せる仕草そのものだった。 「アニキ、俺まだ子供だからさぁ、難しいことなんて何もわからないよ」 俺の胸板へ横顔をつけるよう抱きつきながら、弟は呟くように俺に言う。 「でもさ、俺はアニキに無理矢理されたんじゃなくて、ちゃんと自分で考えてセックスしたんだよ? もしそれで傷ついたって、それはアニキのせいじゃないよ」 「だ、だけどそれはな――」 「そこまで言うなら、責任とって」 言おうとする俺の言葉を強く遮り――弟は体を起こすと、まっすぐに俺を見つめた。 「後悔したり、傷ついたりなんかして『逃げない』で。――もし俺のことを本当に愛してくれているって言うのならさ、最後の最後まで俺の幸せのことを考えてよ」 見据えてくる弟は小さくほほ笑んだかと思うと、一雫――小さな涙をこぼした。 「もし将来、俺が今日のことを後悔して傷ついた時にはアニキのことを殴らせて。それでチャラにしてあげるからさ。だから、だから――」 「…………」 「いつまでも、俺のこと『愛してるよ』って言ってよ……アニキぃ」 ついには顔を歪めて泣き出す弟を前に、その純粋な愛と涙を前に――身勝手ながら俺は目覚めたような気がした。 心を覆っていた後悔はあきれるほどにすっかりと晴れ渡り、それらが去って空っぽとなった心には再び――目の前の弟を想う『愛』でたちどころに満たされていた。 その時になってようやく俺は気付く。 『傷つける』・『後悔させる』と、弟を気遣っていた考えすらもが、実は保身の為の『逃げ口上』でしかなかったことを。 今日のことに一人慄いてしまった俺は、奴との『その後』を考えることを放棄していたのだ。どこまでも、つくづく俺は自分勝手で救えない奴だった。 そしてそれに気付いたからこそ―― 「愛してる……あいしてるッ」 それに気付かせてくれたからこそ――俺は今再び、弟を強く抱きしめるのであった。 「いつまでも愛してる……放すもんか! もう絶対放さない!」 胸中に満ちていたものは改めて知った弟への愛と、そしてこの弟と歩んでいく未来への希望であった。 「ごめんなッ。俺また、お前のこと傷つけることろだった――もっともっと傷つけるところだった」 「アニキぃ……」 「もう逃げない。俺は、お前を愛してるっていう気持ちを誤魔化さない。誰になんと言われようと、お前と一緒に過ごしていくんだ」 改めて愛しき弟を見つめながら、俺は自分でも信じられないくらいに熱くなっていく。 そして、 「結婚しよう。俺が一生かけてお前を守っていくから。ずっと愛してるから」 そのことを告白する俺に、 「あ……アニキ。アニキ、アニキぃ……ッ」 弟は見開いた瞳を何度も瞬きさせてボロボロと涙をこぼした。 突拍子も無いことを言ったとは思っていない。 それは悩みに悩みぬいてたどり着いた答えであり、そしてこれからを共に生きていく俺達の、未来の姿でもあるのだから。 「アニキ、嬉しい……嬉しいよぉ、俺も嬉しい。好きだからね、大好きだからねッ」 抱きついて泣きじゃくるばかりの弟を俺も強く――強く抱きしめた。 将来のことなんて、一年先だってわかりはしない。 人も物もそして時代さえも、砂山が風にさらされるかのよう変化して消えて、そして新たに現れてはまた、残酷にも美しく俺達をとりまき世界を変化させていくのだろう。 しかしそれでも俺は、今のこの気持ちだけは変わらせないと心に誓うのであった。 この愛しき弟を守り、愛し続けるというその誓いを。 「愛してるよ」 そんな互いの想いを確かめ合うよう、俺達は誓いのテーゼを交わす。 小さな花嫁(おとうと)のご主人さまに――いま俺は、なれたのだった。 509 :弟のご主人さま・9:2008/12/16(火) 07 25 15 ID 0qiwFlfc 【 9-3 】 「――ん? んん? 何これ?」 俺とのキスを交わしていた弟は、突然にその下半身に触れた感触に眉をひそめる。 そうして見下ろす湯船の中、目を凝らすその腰の下には――完全に勃起して、その背に弟の尻を乗せた俺の陰茎(チンコ)の姿があった。 「すまんスマン。なんか改めてお前のこと愛してるなーって思ったら、ムラムラしてきてさ」 「ち、ちょっと待ってよアニキ。せっかくいい雰囲気だったのに……」 「うむ、しかしながら辛抱たまらん。――じゃ、そういうことで」 言いながら弟を抱きしめると、俺の人差し指は湯の中にある奴のアナルを探っていく。 「もー、最悪! 空気よめよー!」 「ははは、愛してる。愛してるって♪」 そうして第二ラウンドをその風呂場の浴槽で始めてしまう俺達。 いつまでも俺たち兄弟はきっと――こんな感じで過ごしていくのだ。 【 おしまい 】
https://w.atwiki.jp/black-rose/pages/41.html
あ!!ここチャレンジでやった問題だ!!! 第一回EP2チャレンジ大会 (~2009/3/1) 第二回EP2チャレンジ大会 (~2009/3/2?) 第三回EP2チャレンジ大会 (2009/3/8) 第四回EP2チャレンジ大会 (~2009/3/10) メンバー:Ariel、w44t、アンドリュー、PICKORO チャレンジ大会特別編 尻チャレEP1 その1「ウホッ!全アフレガルドでケツプリ団が泣いた」 (2009/8/30) メンバー:w44t、one、スイーツ(笑)、YOUtar、PICKORO その2「ごめんsml、このオートガン3人用なんだ!」 (2010/11/03) その3「くらえー!smlー!」 (2010/11/04) その4「位豚飲んだ!」 (2010/12/05) メンバー:凪、sml、おしり、PICKORO チャレンジ大会特別編 尻チャレEP2 その1「ゆるすぎた、尻が。」(2010/12/13,2011/07/25) その2「むりっぺ」(2011/07/26) メンバー:凪、sml、おしり、PICKORO
https://w.atwiki.jp/55syota/pages/285.html
329 :名無しさん@ピンキー 2010/05/16(日) 00 03 00 ID GTE1BUxV 続編投下します。 「少年戦士ジリオン最大の危機」 何度見ても滑稽だな。先日の監視カメラの映像を見ながら、本当にそう思う。 軍服を着た筋骨隆々の男が、手足を拘束された一見少女のような風貌の少年に、睨みつけられて退散する光景。 「笑えない冗談だ」 そう呟くがあの時感じた恐れは紛れもない本物なのだ。こちらに恐怖を感じる要素など一つもありはしないのに。 むしろ本来震えるべきは奴の筈だ。俺は一体奴の何を恐れてる?敗北を重ねたトラウマとでも言うのか? 「・・・・・・馬鹿馬鹿しい」 そう馬鹿馬鹿しい。奴に何を感じようが今は何も出来ないただの子供だ。それをなぶり尽して、その先の顔を知りたかったのではないのか? しかし腹立たしい事に今の俺は、恐怖と何か得体のしれない感情に支配されている。 「軍人失格かもな・・・」 そうやって答えの出ぬまま眠るしかなかった。もしかしたら奴の最大の武器は、あの戦闘スーツなどではないのかもしれん。 「今晩はザロフ将軍閣下」基地に入ると待っていたのは無機質な副官の声ではなかった。 「ベネド・・・参謀?生きていたのか?」 「正直死にかけましたけどね」 俺の目の前いる長めの銀髪と、美貌を持つ帝国軍の軍服を着た少年ーーーー実年齢は知らんが見た目は少年のこの男。 紛れもないベネド参謀だ。てっきり皇帝と共に死んだと思っていたが。 「意外ですか?ボクが生きているのが」 そう悪戯っぽい笑みを浮かべる。皇帝の遠い親戚にあたるらしいが、やはりこいつとは馬が合う気がしない。 「あんたは皇帝のお気に入りだったからな。ジリオンにやられてなくとも、殉死でもしたと思ってたよ」 「手厳しいですね閣下。まあ閣下のような方からすれば、陛下の寵臣にすぎないボクなど気に入らないのは分かりますが」 「・・・・・・否定はせん」 相変わらず何を考えてるか分からん男だ。腹芸では勝てそうもない。 「それで参謀殿は何か用で?帰還命令なら出ていないが」 「閣下は奴を、ジリオンを捕えているらしいじゃないですか」 「・・・・・・なぜ、それを?」 「ちょっとこの基地のシステムを拝見させて貰いまして」 油断も隙もないなこいつは。 「監視カメラの映像も見させていただきました。・・・・・・しかし失礼を承知で言わせて貰えば、少々手ぬるいかと」 「ほう俺が手ぬるいと」 「はい。閣下は今の所奴を抱いて射精させただけです。しかしジリオンの心は全く折れていない。」 俺に対する皮肉のつもりか?当然あの逃げ出した映像も見ているだろう。 「実はボク軍に入る前は陛下直属で、めぼしい捕虜を男女問わず奴隷に堕とす仕事をしてまして」 「つまり、奴を参謀殿が調教なさると?」 「ええ、できればお願いしたいんですよ。陛下の無念を晴らすためにも」 その言葉と表情には、ジリオンへの深い憎しみが見てとれる。 大した忠誠心だ。 「あいつの正義の味方の仮面を引き剥がして、チンポ狂いの奴隷にしてご覧に入れますよ」 自信たっぷりだな。それと前線にほとんど出ていない強みか、奴に対する引け目のような物が全くない。 「ジリオンは手強いぞ?参謀殿が、これまで堕としてきた連中と一緒にしない事だ」 「ご心配なく閣下。十分理解してます」 正直いけ好かない人間だが、やらせてみる価値はあるか。 「いいだろう、では明日から・・・」 「明日?今からで十分ですよ」 「こんな時間にか?」 「こんな時間だから良いんですよ。ゴッツゴも今日は必要ないです」 330 :名無しさん@ピンキー 2010/05/16(日) 00 07 14 ID GTE1BUxV ベネドを先頭に二人が牢に入ってくる。純也は全裸にされており手錠は後ろ手、足も棒に縛られている。 そのため股間と肛門が丸見えになっており、その趣味の人間なら堪らない姿だろう。 「・・・これは?」 「副官さんに頼んでおいたんですよ。奴隷に服など必要ないでしょ?」 当然の事のように答えるベネド。 「お久しぶり純也君。憶えてる?言っておくけどボクは閣下みたいに、優しくないよ。人間でいられると思わないでね」 「ンンフゥッ!」 ベネドの脅しめいた言葉にも、純也は引く事なく睨みつけている。 「正義の味方はカッコイイねぇ・・・どんな状況でも諦めないって事?でもこれはどうかな?」 「ンフウッ!?」 ベネドは純也の股間の柔かい玉を握り締めている。 「ここを潰されてもそんな顔できる?」 (なるほど・・・暴力で恐怖を与える気か) 急所をそんなふうにされて痛くない筈がない。純也の顔が苦痛に歪む。 「止めて欲しかったら、もっと媚た顔してご覧よ。早くしないと純也君女の子になっちゃうよ?」 「ムムゥ・・・ン」 轡の奥から声も苦しそうだ。しかし挑むような顔は変わらない。 「へぇ確かに良い精神力だね。それに免じて止めてあげるよ」 純也の股間から手を離すベネド。完全に弄んでいる調子だ。 「でもね・・・・・・そんなの無駄だから♪」 そう笑いながら言うと、ベネドは鞭を取り出す。SM用などではない皮製の本格的な物のようだ。 「これ何に使うか知ってる純也君」 「ンムゥ・・・」 知らない訳がない。これからされる事を想像し、純也は体中に力を込めた。 「そんなに固くならないでよ。オチンチンは固くして良いけどね」 その言葉と同時に振り下ろされる鞭。そして独特の破裂音が牢内に響く。 「どう?一度やっつけた連中に裸にされて、鞭で打たれる気分は?悔しかったら反撃してみなよ」 ベネドが鞭を振るう度に皮皮がぶつかる音が聞こえ、幼いペニスが揺れ同時に純也の白い体に赤黒い痣が増えていく。 痛みを感じている事は間違いないだろうが、純也は悲鳴も上げず歯を食い縛っているようだ。 「悲鳴一つ上げないなんて、純也君強いんだー」 (バランスの取れた絶妙な叩き方だな。あの話もホラではないかもしれん) 「我慢したって苦しみが増えるだけなんだけどね」 そうしている内に純也がうつ伏せになると、臀部が集中的に打ち据えられる。 「フゥガァァッ!」 「お、ようやく鳴いてくれたね。お尻が弱点かな?」体を動かす暇を与えず、尚も鞭が振るわれる。もはや純也の尻は猿のそれのようだ。 「悪い子にはこうやってお仕置しなきゃね」 そう言って本当に家畜を見るような目で、純也を見下ろすベネドとそれを変わらぬ目で見返す純也。 (まだ参らないのか・・・・・・それでなくても泣くかお漏らししてくれると思ったのに) 「参謀殿よまさかそれで、終わりじゃないだろうな?全く屈していないようだが」 「閣下まあ見てて下さいよ」 ザロフを一瞥しベネドは軍服を脱ぎ捨て、尻を突き出した格好の純也にのしかかかる。 「今度は飴をあげるね。ボク特製の」 ベネドのものは既にそそり勃っている。顔に似合わぬ逸物だ。 「前も後ろも初めては閣下に取られちゃったけど、今日は女の子みたいにお尻だけで逝かせてあげるから」 (肉体的な苦痛の後に悦びを与えるSEXか・・・確かに堕とすには有効だろうな) 331 :名無しさん@ピンキー 2010/05/16(日) 00 13 25 ID /fIKZ6z5 ベネドがローションを純也の菊門に塗り、すぼまる入り口に狙いをつけて先端を入れ込む。 「ファァッ・・・クゥ・・・」 二回目で慣れる筈もない。亀頭が入っただけで純也の体は震える。 「狭いねぇ純也君。閣下のじゃ物足りなかった」 そう言いながらぐりぐりと体重をかけてペニスを突き入れていく。 「おぉ・・・聞いてたとおり凄い締め付けだ。君本国なら一級品の男娼に成れるよ」 (うるさいっ・・・僕はそんなんじゃ・・・ああっ!?)出入りが始まり二人の接合部はぐちょぐちょと、淫猥な音を立てる。その時今まで感じた事のない感覚が純也を包んだ。 (な、内臓が引っ張られたり押されたりしてる・・・) 「ボクのチンポはどうだい?ゴッツゴが起きたら、閣下とどっちが良かったか聞こうかな」 (舐めた事を・・・) 「んふふ、純也君けっこう感じてきてるでしょ?これからもっと気持ち良くなるからね」 そう言ってベネドは腰使いを変えて出し入れに角度をつける。 「アッ・・・フウァッッ!」 それによって純也の前立腺が動きに合わせて、刺激を受けていく。 「あれぇ?純也君のおチンポ大きくなってるよ。もしかしてお尻で感じてるの?」 その言葉通り純也の意思とは関係なく、 ペニスは硬度と大きさを増していた。 (な・・・なんでこんな気持ちになるの?) 「地球人の皆が見たらどう思うかな?この星を守ったヒーローがお尻を掘られて、おチンチンを大きくしてるなんて」 純也の顔はもう羞恥心と屈辱に塗りつくされている。 (まボクと将軍のテクの違いと、ローションに混ぜた媚薬のおかげかな) 「ムウゥゥッッ!」 純也は体を捻って何とか逃れようとするが、ベネドはさらに純也の乳首を愛撫し始めた。 「ン・・・フゥ・・・」 「おっぱいも気持ち良いんでしょ?」 乳首が指の腹で転がされ、爪で軽くひっかかれる。そしてそれら全てが純也の中で快感に変わっていく。 (何で・・・何でこんなになっちゃうの?僕の体おかしくなったの?) いかに精神が強固な人間でも、身体反応を完全に抑え込むなど不可能だ。むしろ抑えようとすればするほど、反応してしまう。 「ンブッ・・・ガグゥ・・・・・・」 そして耐えきれなくなったのか、純也のそれから白い液体が溢れる。それを手にとってベネドは満足そうに笑う。 「良く出来ました。ご褒美に中で出してあげるから」 (やめろ・・・そんな風に言うなぁぁっ!) 純也の中でベネドが果て、内臓に精子が振りかけられる。 (さぁ~て効果あったか?) 「参謀殿よ見てみろ、ジリオンの顔を」 ザロフに促され、ベネドが前に回りこみ純也の顔を見る。その顔は先日ザロフに向けたものだった。 「腹がたつなぁ・・・ま~だそんな顔が出来るんだ。ボクが嫌いな顔だよ」 心底そう思っている口調で言うベネド。 (快楽に嵌り込むこともなし・・・か) 「その生意気な目をえぐりとったら少しは従順になるのかい?」 そう言って純也の眼球に手をかざす。そのまま本当に目をえぐり出しそうな雰囲気だ。 「参謀殿よそこまで俺は認めていないぞ」 「やだなぁ閣下冗談で・・・ぐぇっ!?」 ベネドがザロフの方を向いた瞬間、純也が頭突きを放ったのだ。 攻撃されるとは思っていなかったベネドはまともにくらう。 332 :名無しさん@ピンキー 2010/05/16(日) 00 20 20 ID /fIKZ6z5 「がぁっ、げぼっ・・・」 ベネドの形の良い鼻からは血が溢れている。 「クックックッ・・・どうした参謀殿。反撃出来るなら、してみろと言ったのは自分だろう?」 顔を押さえて痛がるベネドを見てザロフは笑う。 「閣下・・・・・・無様な所を見せてすいませんね」 立ち上がりザロフに笑顔を返すベネドだが、その目は笑っていない。 「純也君・・・君はすばらしいよ真の勇者だ。でもバカだ。捕えられた者が反抗すると、どうなるか教えてあげよう」 それから数十分後二人は牢から出ていた。 「あれは頭突きをくらった仕返しか?」 「・・・まさか、閣下の仰るように一筋縄ではいかないと判断したんですよ」 「それであれか」 「ええ、数日あの状態にしておけば少しは効果があるでしょう」 ベネドはそう言って垂れてきた鼻血を舐めた。 静かになった牢内では規則的な機械と、純也のか細い声だけが音を発している。 「ンッ・・・フゥ・・・」 純也はあの後目隠しとヘッドホンをされ、乳首には小さいローターがテープで止められている。 さらにペニスは皮を剥かれて乳首と同じローターが4つ振動しており、肛門からは小さくないディオルドが生えている。 「ムゥ・・・・・・アアッ・・・」声と共に純也の腹に自分の精液が飛び散る。もちろん機械は止まらない。これから何度逝かされるのだろうか。 何も見えず聞こえない暗闇の中で、色責めを受ける。普通の子供なら正気ではいられないだろう。 (負けるもんか・・・絶対に!) それでも純也は耐える。自分の心と希望を信じて。
https://w.atwiki.jp/yougosq/pages/6879.html
■ラジム 世界樹と不思議のダンジョン2に登場するNPC。ガラク工房の店番。 世界樹シリーズ初の男性ショップ店員。 世界樹シリーズ初の男性ショップ店員はセリクでは セリクに続く男性ショップ店員。それにしてもなぜ男性ショップ店員だとショタになるのだろうか ↑そりゃあおっさんは工房に引きこもって顔見せしないからさ ↑2若いとは言われたがブラニーは歳が分かりにくい上に長生きっぽいからショタの皮被ったおじさん(ショタジジィ)の可能性あり 工房つながりかつ人懐っこい性格同士ベルンドちゃんと相性が良さそう。 コメント(※500文字まで)
https://w.atwiki.jp/sekineya2000/pages/16.html
@パパ・ママサポート対象曲 ?パパ・ママサポートとは? →主に難易度:かんたんを選択すると出てくる。 これは、片方の台(右:カツ台or左:ドン台)しか参加していない場合でも、 参加していないもう片方の太鼓で他人がサポートできる、という機能。 要は、1つの譜面が、2つの太鼓の反応に応えるというもの。 小さい子供が遊ぶときなどに、両方の太鼓で親子が一緒に遊べる機能。 パパ・ママサポート対象曲一覧 +太鼓の達人12ドーン!と増量版 もりのくまさん いぬのおまわりさん おもちゃのチャチャチャ アンパンマンのマーチ アンパンマンたいそう おしりかじり虫 夢をかなえてドラえもん ドラえもんのうた Together 炎神戦隊ゴーオンジャー プリキュア5フル・スロットルGO GO! ドラえもん音頭 フレッシュプリキュア! ハイタッチ! 侍船隊シンケンジャー +太鼓の達人12 もりのくまさん いぬのおまわりさん おもちゃのチャチャチャ アンパンマンのマーチ アンパンマンたいそう おしりかじり虫 夢をかなえてドラえもん ドラえもんのうた Together 炎神戦隊ゴーオンジャー プリキュア5 フル・スロットルGO GO!
https://w.atwiki.jp/meaist/pages/9.html
kaku 我らがエースkaku。その正体はなんとリアルショタであった まる ねえねえ、君何歳? ショタ。まごうことなきショタ。 身長も低いからね。美味しいね。 LOLの成長速度が尋常じゃなく早いし。いつの間にか1on1勝てなくなりまんた。 ゲームやりすぎで一時期学校行けなかった時あったし。体調管理と睡眠時間どうにかしろ ホモばっかの会議でみんなから狙われてるし。逃げて!!!!1 某焼き鳥はすでに肉体関係持ったとか言ってるし。やばすぎな? 風邪引くと長引くし。だから体調管理ry ショタコンホイホイ この後暇? Leagues of Legends パズドラ フルブ minecraft 一緒にお茶行かない??? 編集中だし
https://w.atwiki.jp/55syota/pages/25.html
359 :大学生と眼鏡っこ小学生(1):2007/09/15(土) 06 00 09 ID ppwpUdbN 九月も中頃に近付き、夜中はまだ冷房を必要とするくらい温度が高いと言うのに、日が沈むのだけは段々早くなってきた。 去年もこんなもんだったろうか。 もしかして最近ニュースでやたらと取り沙汰されている異常気象ってやつか? そんな、世界にとっては一大事なんだろうがしがない大学生である自分にとっては非常にどうでもいい事を頭の中に並べながらのろのろとした足付きで階段を上がる。 築二十年(もはや骨董品の部類に入る)の木造二階建て、日当たり最悪、住んでいるのはむさ苦しい男のみと言う、家賃が月三万というのが取り柄のボロアパート。 安普請の階段は体重をかけるたびにギシギシと今にも抜けそうな音を奏でる。 しかしその音が意外なところで役に立つらしく、 俺が帰ってきたことにいち早く気付いた小さな足音が、こちらにパタパタと駆け寄って来るのが分かった。 どうやら扉の前に座り込んで待っていたらしい。まあ、いつもの事だが。 「……遅いっ」 最後の一段を上りきらないうちに見慣れた顔が見えて、俺はやれやれと息をつく。 「また来たのか?」 「借りた本、読み終わったから…」 そして何やらランドセルの中をごそごそと漁り出す。 ……そう、ランドセル。 最近は紺色なんて洒落た 色があるんだな…などとまたどうでもいいことを考えながらも、視界の端に入った小学生の象徴みたいな物体を見やる。そして自覚する。 いま俺の目の前にいるのは、こんなボロアパートには縁があるはずのない小学生の少年で、 俺はこの少年に……とんでもないことをしでかしているということ。 「これ、面白かったよ」 少年……秋人は見るからに優等生といった風貌の小学生だ。 高そうな銀縁の眼鏡が顔の大半を占め、レンズの下には気の弱そうな、そのくせ神経質そうな瞳がこちらをちらちらと伺う。 他の何にも染まっていない真っ黒な髪は、肩につく寸前で切り揃えられている。 それが、秋人が自分の顔を隠すためにやっていることを俺は知っている。 この分厚いレンズの、長い髪の下にある、そこいらの女の子よりよっぽど可愛い顔をしていることも。 「ていうか何貸してたっけ?……カフカか」 子供が読む本じゃないだろこれ、と勧めた自分自身に突っ込みを入れながら、こんな場所で立ち話も何なので、俺は秋人を家の中に促した。 363 :大学生と眼鏡っこ小学生(2):2007/09/15(土) 23 56 25 ID ppwpUdbN そもそも俺達が出会ったきっかけは、インターネットのとある掲示板を介してだった。 掲示板と言っても別に出会い系のようなものではなく、同じ趣味を持った者同士が性別年齢を問わず好き勝手に雑談し、 その中で気が合えば各自でメールアドレスを交換することもある、表向きは至って健全なものである。 その掲示板は趣味に応じてスレッド、つまり話題を立てて語り合うのだが、その中で『ジャンルは問わず。とにかく読書が好きな奴、集まれ』という非常に分かりやすい題名のスレッドの中で、特に親しくなったのが秋人だった。 年齢が離れている事もあって読んでいる本は異なっていたが、面白ければハードボイルドだろうが恋愛小説だろうが何でも読むという無節操なところで気が合って、いつの間にか個人的なメールをするような親しい間柄になった。 それから本以外のプライベートな話題を交わすうちに互いの住んでいる家が私鉄で数駅という非常に近い場所にあると分かり、年齢の離れた友人として月に数回程度会うようになった。 ここまではまだ問題のない、至って健全な関係だったのだ。 名誉のために誓って言うが、俺はそれまで妙な趣味など持ち合わせていない、ちょっと文学オタクなだけのどこにでもいる大学生だった。 彼女こそいなかったがゼミで開かれるコンパには頻繁に顔を出し、 それなりにいい雰囲気になった女の子だっていた。 ……今から一ヶ月ほど前の、あの日。 今まで歩いてきた道を踏み外すまでは。 366 :大学生と眼鏡っこ小学生(3):2007/09/16(日) 03 42 41 ID WMvg8Zyf 夏休みに入ってからと言うもの、秋人は頻繁に俺の家であるボロアパートを訪れるようになっていた。 それまではお互いに都合が合う日(だいたい土日祝日)に図書館や本屋、 さすがに俺みたいな大学生が秋人の家に遊びに行く訳にはいかないので俺の家で本の貸し借りなどをしたりしていたのだが、 夏休みは金もないし家にこもって本でも読んでるよとメールで告げたところ、 秋人は毎日のようにやって来ては家にある大量の本を読んだり、借りて来たビデオ(DVDデッキなんて代物は貧乏学生の家には存在しない)を一緒に見たり…… 何だかんだでそれなりに退屈しない日々を送っていた。 その日は朝から茹だるような暑さで、 秋人は午前中に通っているらしい夏期講習を終えてまたいつものように家へやって来ると、 ほとんど効いていないも同然のクーラーに悪態をつきながら、新しく借りてきた洋画のビデオをもはや家主に断りを入れることもなくデッキの中に入れた。 年代物のデッキはキュルキュルと危険な音を立てながら、ビデオを再生するのにしばらくの時間を要している。 「お前さ、毎日毎日来てるけど他に用事とかないのか?」 俺が若干の嫌味をこめて言うと、秋人はむっと唇を尖らせて視線をテレビからこちらに向ける。 「それって、迷惑だからあんまり来るなってこと?」 「そうじゃなくって……」 「僕だって結構忙しいんだよ。朝から塾行って、家に帰ったら学校と塾の宿題とか、 授業でやったところの復習とかしなきゃいけないし…」 「…うわ、勉強尽くしだな。俺の小学生時代とはえらい違いだ」 まあ秋人が通っているのは県内でも有数の私立小学校(ちなみに大学までエスカレーター式らしい)だから、仕方ないんだろうが。 「だからせめて昼くらいは本読んだりビデオみたりとか、好きな事したいんだよ。 家じゃ母さんが勉強勉強ってうるさいし……」 「同じ年の友達と遊んだりはしないのか?」 「やだ。同級生なんて子供っぽい奴ばっかりで、一緒にいても楽しくない」 「ふぅん……」 367 :大学生と眼鏡っこ小学生(4):2007/09/16(日) 03 50 40 ID WMvg8Zyf じゃあ俺と一緒にいるのは楽しいのか。 とは敢えて聞かずに、ようやく再生されたビデオへと視線を向けた。 秋人が借りてきたのは、以前に単館上映でやっていたスペイン映画で、 日本ではあまり広く知られてはいないが少年期の敏感で多彩な心情の変化などを細やかに表現している、なかなか見応えのある作品だった。 物語は中盤へと差し掛かり、主人公の少年は友人と一緒に大人の情事を覗き見てしまうシーンへと突入する。 すると、それまでの淡々とした雰囲気が一変、淫らで怪しい空気へと変わる。 真昼間から小屋の中で絡み合う肢体、衣擦れや水音に混じって、喉の奥から漏れる高い嬌声。 俺はまじまじとテレビ画面を眺めながら、さすがスペイン映画は情熱的だなぁなどと客観的な意見を覚えるよりも、 これは……小学生に見せてもいい内容だろうか、と少々気まずい気分になっていた。 アレだ、家族と一緒に見ていた映画で激しいベッドシーンが展開された時のような、そんな気分。 「……秋人?」 しかし俺のすぐ隣、畳の上で膝を抱えて体操座りをしていた秋人は、画面に視線を固定したまま身じろぎすらしない。 眼鏡のレンズはテレビの青白い明かり、それから僅かにそれとわかる肌色が映し出されている。 最近のガキはませてるし、意外と大丈夫なのかな。 そう思って俺は再びビデオに集中しようとしたが、 どうにも様子がおかしい事に気付くと、何気ない風を装って秋人の……僅かに布が擦れる音がする、脚へと目を向ける。 一見平然とビデオの中で交わる男女の肢体を見ているようだが、 両手で抱えた膝は震え、もじもじと脚の付け根を合わせている姿は、尿意を催しているようにも見える。 しかし同じ男である俺には、秋人がどんな状況であるのか容易に知れた。 「勃った?」 「………………っ!」 369 :名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 01 13 36 ID l8kMXJZq 包み隠そうともしない俺の言葉に、秋人は羞恥かあるいは屈辱からか顔を血色に染めた。 「別に男同士なんだから隠すことないだろ。どうする?」 「ど…どうする、って…?」 「自分でできるか?それとも手伝おうか?」 「……っ!ばっ…、ぁっ!」 秋人は慌てて立ち上がろうとしたが、寸前で伸びてきた俺の手が熱の中心に触れると、力が抜けてへたりと地面に腰を落とした。 「まだ小さいけど、ちゃんと硬くなるんだな」 「や…やだ、触らな……ぅんっ!」 ズボンの上からやわやわと揉みほぐすように触ってやると、そこは段々と硬度を増していく。 直接的ではないが布が擦れる感触に少なからず感じているのか、 最初は抗うように握られていた拳は、今では縋り付くように俺のシャツの裾を掴んでいた。 「このままだと下着が汚れるな。自分で脱げるか?」 「…………うん」 秋人はこくりと小さく頷くと、自分のズボンへと手を伸ばした。 370 :大学生と眼鏡っこ(6):2007/09/17(月) 02 34 00 ID l8kMXJZq ジジ、ジ…、 細く白い指先が、たどたどしい手つきでズボンの釦を、そしてファスナーを焦れったくなるほどゆっくりと下ろしていく。 それから僅かに腰を浮かせて、既に少しだけ汚れてしまった下着もズボンと一緒に膝の辺りまで下ろした。 「まだ全然生えてないんだな」 「…………っ」 無毛の下腹の中心には淡く薄桃色に色付いた未成熟な性器が、先端に丸い雫を滲ませて震えている。 「いつも自分でする時は、どんな風に触ってるんだ?」 「ど…、どうって言われても…」 「して見せて」 秋人は今にも泣きそうな瞳で見上げてきたが、俺はその期待には応えない代わりに自分よりもずっと小さな身体を背中から抱え込むと、 「見ててやるから」と耳に息が掛かるくらい近くで囁いた。 「っ…ん、ん……」 すると秋人はのろのろと手を自らの性器に添えて、クチュクチュと音を立てながら懸命に動かし始めた。 「ん、ぁあっ、ふっ……」 まだ男根としての形を成していない幼い性器は、秋人の拙い手淫にも健気に反応を見せる。 「あ…あっ、んくっ…!」 「同じところばっかり弄ってたらいつまで経っても終わらないだろ?他にもこことか…こことか」 「ひゃ…っあ!んっ!」 見ているだけというのが段々焦れったくなってきた俺は秋人の手の上から自分の手を重ねて、睾丸や性器の裏筋、僅かに皮が剥けている先端など、男なら誰もが弱い場所を、秋人の手を使って刺激してやる。 すると今まで感じていた快感がいかに易しいものであったのかを体感したかのように、秋人の身体は大袈裟なほど跳ね上がり、声も一際高いものになる。 「ひっ……ゃあ!あっああ、っ もう……出ちゃ…っ」 「いいぞ、出して」 「い…や、あ、あああーーっ……っ!」 ぐち、と尿道に短い爪の先端を立てさせると、秋人はびくびくと大きく身体を震わせながら吐精した。 それほど多くはないが色の濃い精液は、秋人の手の平には収まり切れずに俺の手をも汚していた。 375 :大学生と眼鏡っこ小学生(7):2007/09/22(土) 03 12 14 ID p7W0hAdp あの日から一日と空けず家へやってきた秋人は、最初のうちは普段と変わらない態度を見せていた。 いつものように本を読んで、最近の日本文学はどうだの電子書籍の普及がどうだのと議論を交わし、 いつものようにビデオ(今度はアクション映画だったので問題なかった)を観て。 あまりに普段と変わらない秋人の態度に、もしかしたら昨日のことをすっかり忘れているんじゃないかとすら思えて来た。 子供というのは一日一日が新しい発見の連続で、その時時に受ける影響は大人が日々の中で受けるそれとは比べものにならないくらいに強いが、 しかし影響を受ける物事が多すぎるせいで、個々の物事に対する記憶は移ろいやすく、また非常に薄らぎやすい。 だから昨日の出来事なんて移り変わる日々の中では気に止めるまでもない事柄だったのかも知れない、などと俺は都合のいい解釈をしていた。 しかし傾き始めた夕日を眺めながら、そろそろ帰らなくてもいいのか?と尋ねる俺に、秋人は喉の奥に何かが詰まったような掠れた声を、薄く小さな唇からゆっくりと吐き出した。 「ねぇ、昨日の…アレ。またしたいな」 「また……って、お前」 それが昨日の戯れじみた行為を求めているというのは聞き返すまでもなく明らかで、俺は返答に詰まる。 だってそうだろう。 あれは事故のようなもので、何も問題なんて起きちゃいない。言うなれば……そう、性教育だ性教育。 年長者として正しい性の知識を実践で教えたというだけで、そこにやましい気持ちなどある筈がない。あってはならないだろう。 そんな理性ある大人としての建前をひたすら連ねる俺に、秋人は尚も首を傾げていつもより子供らしい仕種で、子供らしからぬ事をねだる。 「……だめ?」 駄目に決まってるだろう。 あんな事は一度限りで、それ以上繰り返せばただの戯れ合いでは済まなくなる。 だからここは毅然とした態度でそう言わなくては。それが常識ある大人としての正しい……正しい、 ああ、くそ。 そんな目で俺を見るな。 ……頼むから、見ないでくれ。 首が痛いんじゃないかと思うくらいに見上げてくる瞳は、黒よりも僅かに薄い色で、その奥にはまだ定まってはいない欲情の色が燻っている。 じりじりと、焦れて行き場を失った熱。 「……ね?」 そう言って服の裾をくいと引っ張られた瞬間、俺は頭で何かを考えるよりも先に、目の前にある枝みたいに細くて白い腕を引き寄せていた。 正常な考えだとか理性ある行動だとか、 いつも馬鹿みたいに浮かんでは消える、余計な思考だとか、そんなものはひとつも何の役にも立たなかった。 そこにあるのは衝動、そして衝動を引き起こすだけの要因。 それは気付かないうちに積もり積もって、いつ崩れてもおかしくはない状態だったのかもしれない。 なぜなら今この瞬間、確かに俺はこんなに小さくただ幼いばかりの少年を相手に、興奮を覚えていたのだから。 我が腰の炎。我が罪、我が魂。 そんな、以前に読んだ幼児愛好者の小説(筆者はニンフェットと主張しているが同じことだ)の一文が不意に頭を過ぎる。 けれど一度下腹に宿った熱は、一向に下がる気配を見せなかった。 376 :大学生と眼鏡っこ小学生(8):2007/09/22(土) 06 35 47 ID p7W0hAdp 「……ゃ、っ」 狭い四畳半に敷かれた薄っぺらい煎餅布団に寝かされて、秋人は小さな悲鳴を漏らした。いつもはぴしっと糊の効いたシャツに、少し大きいサイズのベストもしくは上着に膝丈のズボンという育ちが良さそうな、そして一分の隙もない格好をしているその身体は、 今や服も下着も取り払われ、真夏だと言うのに全くと言っていいほど日に焼けていない肌を、そして未発達な肢体を何にも覆われることなく曝して、 唯一残された眼鏡だけが最後の虚勢みたいに、潤んだ瞳の間に薄い隔たりを作っていた。 小学生の、それも男の身体なんて何の面白みのないものを見れば少しは頭が冷えて思い留まることが出来るかもしれない。そう思って、半ば強引に秋人からすべての衣類を脱がせて部屋の隅に放り投げた俺は……、 なぜか更に強い興奮を覚えていた。 きめ細かな白い肌、男と言うには骨ばっていない、柔らかな手足のライン、淡く色付いた乳首や性器。生まれたままの姿を他人の目に曝して、顔から首まで真っ赤に染めて震える少年。 それらのどれを取っても違和感を覚えることはなく、むしろこれ以上の興奮を女の子相手に覚えたことが今だかつてあっただろうかと、末恐ろしい感情が頭のすぐ真横で首を擡げている。 その事実に些かの戸惑いを感じはしたが、もはや否定はしない。 しかし、どこもかしこも柔らかそうだな。 そう思って俺は自然と手を、布団の上に寝かせた身体へと伸ばす。 「……ひゃっ!」 皮膚の薄い首筋、鎖骨と手を段々下へ滑らせ、一番気になっていたふたつの乳首を軽く摘む。最初は非常に柔らかい皮膚と同じような感触だったそれは、何度も摘んだり潰したり指先転がしたりと弄っているうちに硬くなり、赤く色付き始めた。 「ふーん…男でも硬くなるし、ちゃんと感じるんだな」 「ひゃ、ぁ、あっ……」 「でも胸で気持ち良くなるなんて女の子みたいだな?」 わざと羞恥を煽るように言ってやれば、秋人は首を何度も振って否定する。 「違…っう、ふぁ……っあ!」 硬く膨らんだ乳首を指で強く摘み、その先端を舌で舐める。すると秋人は擽ったいのと気持ちがいいのとが入り混じった声を短く漏らしては、自分の出した声にまた赤くなる。 「もっと下も触って欲しいか?昨日みたいに……して欲しい?」 こくりと素直に頷く秋人に俺は気を良くして、そっと壊れものを扱うような慎重な手つきで下腹部を、その中心にある幼い性器に触れる。 377 :大学生と眼鏡っこ小学生(9):2007/09/22(土) 06 38 24 ID p7W0hAdp 「ッ……あ、やぁっ、あっ!あ、ああっ!」 すっぽりと手の中に収まる性器を握り込み、いきなり上下に扱いてやる。 自らの手で慰める時とは違って、硬く骨張った大きな手によって強く擦られる感触に、秋人は悲鳴にも近い喘ぎ声を手の動きに合わせて引っ切りなしに上げた。 すぐに硬くなった性器は完全に勃ち上がり、先端から溢れた先走りは手の滑りを良くして更なる快楽を秋人にもたらす。 「……ひあ、ぁっ、ぼく…も」 「ん?」 「僕も、触りたい…」 その言葉の意味を理解すると、俺はシーツの上を漂っていた秋人の手を、ズボンの上からではあるが自らの性器へと促した。 「硬くなってる…。それに……熱い」 秋人は恐る恐るズボンの中から俺の性器を取り出すと、子供とは色も形も異なるそれを観察しながら息を呑んだ。 「……お、大きい…ね」 「ほら、どこが気持ちいいのかは分かるだろう?もっと触って」 「…っ、うん……」 到底子供の手には収まりきれないそれを、秋人は両手でようやく握り込むと、たどたどしい手つきで触れる。 最初は戸惑っていたがもともと賢く物覚えがいい秋人は、まず俺がしてやったように手でやわやわと性器を揉み解し、竿の部分を上下に扱きはじめた。それから裏筋、亀頭の括れの部分など感じやすい場所を見つけるとそこを重点的に責めた。 正直なところ秋人の慣れない手淫はそれほど上手いものではなく、力加減を誤ったときには眉をしかめる事もあった。 しかし自分の生々しい色と形をした性器を秋人の小さな手が包み、少しでも気持ちよくなって貰おうと懸命に動かす様を見ていると、それだけで俺はこれ以上にない興奮を覚え、それに応えて下腹部も熱を増していった。 「あ…また大きくなった。ね、気持ちいい?」 「ああ…、上手いぞ。っ……はっ」 自らの限界が近いことを悟ると、俺は腹部の近くにあった秋人の髪を掴み、無意識のうちに下腹部の前へと引き寄せた。 「もう……出る、っ」 「え?っ……わ……っ!」 勢い良く吐き出された熱い迸りは、ちょうど正面にあった秋人の顔へと容赦なく飛んだ。さすがに少し申し訳ない気分になったが、自らの欲で相手を汚しているという事実が支配欲にも似た感情が沸き上がり、 結局は最後の一滴までその顔に向けて吐き出してしまった。 378 :大学生と眼鏡っこ小学生(10):2007/09/22(土) 06 39 01 ID p7W0hAdp 「う……う…ぇっ」 どうやら口にまで入ってしまったようで、秋人はその独特すぎる味に、また鼻先を強く掠める精液の濃い臭いに、今にも泣き出しそうな状態になった。 「悪い悪い。拭いてやるから顔上げろ」 「うー……」 俺は慌てて室内に干してあったタオルを手に取ると、ごしごしと秋人の顔を拭う。 まだ出したばかりで生暖かい精液は秋人の顔中を汚し、睫毛や髪の毛に至っては絡み付いてしまっているので一本一本丁寧に拭いてやる。 「うわ、眼鏡にも盛大に付いてるな……」 特に被害を受けた眼鏡にはべったりと色の濃い塊が付着していた。 しかしある意味通好みな秋人の姿を見るうちに、ついよからぬ事を思い付いてしまった。 「しかし、このままっていうのもまあ有りか…」 「……え」 俺は何も分かっていない様子の秋人の腰をいきなり抱き上げ、膝立ちで自らの腿を跨ぐような体制に持っていくと、しばらく放置されていた性器を再び弄り出す。 「ひゃ……ぁ、あっ!んん……、っ?」 与えられる快楽に従順に喘いでいた秋人は、しかしその指が後ろに回され臀部の奥……普段は排泄にしか用いていない器官に伸ばされると眉を潜めた。 「な、なに……っ」 「さすがに入れるのは無理だろうから、今日は慣らすだけ」 「え……、やっ!そ、んなとこ……っ!」 硬く閉ざされた秋人の器官へ、人差し指をゆっくりと侵入させる。最初はなかなか上手く入らずに痛がるばかりだったが、 もう一方の手で性器を執拗なまでに弄り、先端から溢れる先走りを助けに奥へ奥へと潜らせると何とか指の付け根まで侵入を果たすことが出来た。 「あ、あ、ひあぁっ……!」 そのまま腹側に指を折り曲げて内壁を探り、同時に性器の先端を嬲る。 「やだ、あ…あっ!変になっちゃう……ふぁあっ!」 するといつしか後ろと前の両方に感じるようになった秋人は、性器だけを弄られていた時とは明らかに違う反応を見せる。 「や、あぁっ!助けて……たすけて、お兄ちゃ……ぁっ」 「大丈夫だから、全部出せよ」 俺が拍車をかけるように内側の指を掻き回し性器を強く握ると、秋人は大きく身体を震わせた。 「やあ、ああぁ、出ちゃ……あっ、、おにいちゃ…ん、あああああっ!」 392 :大学生と眼鏡っこ小学生(11):2007/09/30(日) 03 25 11 ID pusZU7A1 それから一週間ほどの時間が経過して、夏休みもほとんど終わりに近付いた頃、俺は何をするでもなく自室の畳に直接寝転がっていた。 「……さすがに、もう来ないか」 俺はここ数日、家賃の回収に来た大家のばあさんくらいしか来訪者のない扉を視界の端に捉えて、なかば諦めを含んだ呟きを漏らす。 あの日…年齢の離れた友人として保たれていた一線を越えてしまってから、秋人がこの部屋を訪れることはなかった。 当たり前と言えば当たり前だった。いくら本人が言い出したこととは言え、俺のしたことは明らかに度を越えていた。 悪戯なんて可愛らしい言葉ではごまかしきれない、れっきとした犯罪だ、犯罪。 そのことにようやく気付いた秋人が、俺が優しいお兄さんなどではなく自分に害をもたらす危険な存在だと判断して関わりを絶とうとするのは、当たり前のことだ。そう、分かっている。 もうすぐ夏も終わる。あの日のことなど、秋人のこれから先に待ち受けている長い長い人生の中では取るに足らない、思い出すのも不快だとばかりに真っ先に記憶の片隅に追いやられてしまうような瑣末な出来事だ。 そしてそれは自分にとっても同じ事。 一時は気の迷いからあんな行動に走ったが、それも夏の暑さに頭をやられての事だ。多少顔が愛らしいとは言え小学生、それも男に手を出すなど……正気の沙汰としか言いようがない。 平凡が取り柄のような俺の生活は、秋人という異質な存在によって大きく変わってしまったが…… しかしそれも、夏が終われば元通り。 そうでなければならない。その筈……、なのに。 どうしてこんなにも虚しいのだろう。 秋人のいなくなった四畳半の部屋は相変わらず狭っ苦しく、蒸し暑くて安普請で最近では扉を開くごとにガタガタと破滅的な音を立てる、 本棚から溢れかえった本で足の踏み場どころか布団を敷く場所すらない。(実際、畳に寝転がっている今も身体のあちこちに本が当たる。結構痛い) それなのに、前よりもこの部屋が広く感じるなんて。 あの時触れた身体の小ささ、滑らかな肌、普段から勉強ばかりしているせいで光を反射するほど白くて、そのくせ少し触っただけて熱くなる…… 駄目だ。思い出しただけで下腹が熱を持つなんて、有り得ないだろ。 これじゃあ、まるで……いや、それこそ有り得ない。 あってはならない、筈……なのに。 「……ん?」 階段を上がってくる足音。安普請であらゆる音が響くボロアパートでは聞こえて来たとしても珍しくも何もないその音に慣れすぎて、最初のうちは気付きもしなかった。 カタンカタンカタンカタン。 しかしそれがいつも聞いているものより小さく…… まるで子供の歩みのようだと、そして自分の部屋の前で音が止んだ気がして、俺は耳を疑った。 まさか、そんな筈はない。有り得ない。 自らの期待を打ち払うように首を振った瞬間、扉のノブが回される。 393 :大学生と眼鏡っこ小学生(12):2007/09/30(日) 03 34 46 ID pusZU7A1 「あれ…前来た時より開きにくくなってる」 しかしすぐには開かず、ガタガタガタ、と破滅的な音を立てている。その間に俺は起き上がり、壁が壊れるんじゃないかという位に揺れる扉を、食い入るように見つめた。 ややあって、ようやく開いた扉からはこんな場所にはそぐわない少年が、呆れたようにこっちを見つめていた。 「……お前、なんで」 「何でじゃないよ、もうっ」 秋人はずかずかと部屋の中に入ってくると、苛立っているような口調に反して、そこらじゅうに散らばっている本を労るような手つき拾いはじめた。 「本棚に入らないならせめて端に寄せて積むとかしないと、せっかく装丁がきれいな本もすぐ傷んじゃうんだから。 だいたい古本も新書も一緒くたにしまうなんて、いったいどういう……ちゃんと聞いてる?」 俺はあやうく秋人のペースに巻き込まれそうになるが、すんでのところで留まると、同じ質問を繰り返した。 「……何で、ここに来た?」 「来ちゃいけない?」 「そうじゃない。そうじゃなくて…… ここに来るってことがどんだけ危ないかってことか、分かってるのか?」 すると、本を並べていた秋人の手がぴたりと止まる。 「分かってる。ちゃんと…分かってるよ」 その指の先が微かに震えていることを知ると、俺は何も言えなくなる。 「…本当は怖かった。あんな風に触られて…自分がどうにかなっちゃいそうで。だけどあんなこと誰にも相談できなくて。 いけないことをしてるっていうのは分かってたから、もう来ないほうがいいのかなって思った。来ちゃいけないって、思ったけど…」 一気にまくし立てるように喋ると軽い酸欠状態になったのか、秋人は肩を揺らして浅い呼吸を繰り返す。 その瞳にはうっすらと涙が浮かび、頬はあかく紅潮している。 「……けど、駄目だった。どんなに忘れようとしても、気付いたらあの時のことばっかり考えてた。 思い出すだけですぐに身体が熱くなって、怖くて苦しくて……だけど、何だか胸が温かくなって、ああ、会いたいなぁって。気付いたら足が勝手にここに来ちゃってた」 眼鏡の奥の瞳が苦笑するように細くなって、笑いそこなったような表情を形作る。 ああ、くそ。こんな薄っぺらいガラス一枚に本意を遮られているようで、腹立たしい。 「だから……ぅわっ!?」 いまだ震える小さな、本当に小さな肩を強く掴むと、そのまま力任せに抱き寄せた。 「お…兄ちゃん…?」 「……俺も、会いたかったよ」 ようやく搾り出したその言葉に、秋人がどう感じたのかは分からない。 けれど、それ以上の言葉はもう必要ない気がした。会いたい、ただそれだけ。それが全てだ。 俺は足りない言葉を補うように、抱き寄せた肩を少しだけ離すと、薄い唇へと唇を重ねた。 「…………ん」 角度を変えるたびにカチャカチャと眼鏡が当たる音がして、何だか焦れったい気持ちが増す。 小さくて柔らかい、思ったよりも温度の低い唇。あんな事までしておいて何だが、唇を重ねるのは始めてだな、などと考えながら、 俺達は飽きるまで、その拙い口付けを繰り返した。 「そういえば、お兄ちゃんって普通のときに呼ばれたのは初めてじゃないか?」 「そ…そう?」 「今までは、イク寸前に喘ぎ声と一緒に呼ばれることしかなかっ」 「わあああぁっ!お兄ちゃんの馬鹿!変態!!」 まあ、これからはいくらでも呼ばせるからいいけどな。そんな物騒なことを考えながら、俺はしたり顔でまたひとつ唇を落とした。 終
https://w.atwiki.jp/niconico_singer/pages/827.html
名前:ろん 通称:僕音ロン よく使われるタグ:両声類、ショタ声、ボクっ娘、R B M、ショタコンホイホイ、何かに目覚める動画 声の特徴:「天使のショタ声」と呼ばれるほどの少年声。 作品の特徴・傾向 基本的にボカロオリジナル曲を歌う(リクエストもここからが多い)。 真面目路線かと思いきやネタ曲もよく歌う。主にレンの将来が不安になる曲とか、汚点P曲とか。 ラマーズP曲も好んで歌う。それも思わずラマーズPとの合唱動画を自作するほど。 ニコニコデビュー作である「未来の歌」は諸事情により、削除した。 声が声なので、他ロリ声orショタ声歌い手との合唱になると年少組にくくられる。 人物・その他の特徴 まさに天性とも言えるショタ声が特徴の歌い手。さつきがてんこもり氏によれば「ろんの歌い方はR B的であるが、ろんの歌にはR B的要素に加え、萌えが含まれている」と分析しており、この事から「R B+萌え」が転じて「R B M」タグが付くようになる。歌い手ではほぼろん専用タグである。 動画によってショタコンホイホイタグが付くのは仕様です。 本人は「ろん」または「ロン」「Lon」などと名乗る。 僕音ロンという通称があるが、UTAU化はされていない。 Windows100% 2011年6月号にて「天羽ソラact3typeLon」のCVを担当。UTAU音源を提供した。 「語り」には定評があり、アドリブ能力の高さや超滑舌などにも好評を得ている。 その天性のショタ声ゆえに視聴後、ショタコンに進化したお兄さんお姉さんもいるとか。 おちゃめ機能 歌ったでとうとうブレイク。それまでは「もっと評価されるべき」タグの常連だった。同動画でミリオン再生を突破。「歌ってみた」カテゴリでは最短記録(2010年10月現在)。 2011年11月には『EXIT TUNES PRESENTS ろん BEST -ひっしに歌ってみた編-』にてソロデビュー予定。それに先駆けてなのか、さつき が てんこもり氏によるシングル『男の娘メモラブル』にも歌い手の一人として参加している(もう一人はみずふぅ)。 動画 公開マイリスト おちゃめ機能 歌った 右肩の蝶 歌った ワールドイズマイン【ぼくver.】 歌った GHOST 歌った 関連動画(合わせてみた等) 【ロリショタ】お断りします ななひら×ろん 【合唱】お断りします【ろん・ななひら・non・七太】 おちゃめ機能 ろん&96猫MIX 完成版 右肩の蝶 ろん(リンver)バルシェ(レンver)合わせてみた ネトゲ廃人シュプレヒコール 混ぜてみた【ろん、kana】 【Gero×roro×ろん】ショタショタ★ナイトフィーバー【合わせてみた】 【ぽっぴっぽー】 歌ってみた ラマーズP×ろん 合唱]闇のダンスサイト ※歌い手の情報は「歌い手まとめwiki掲載基準」で「掲載可能」としているもののみ掲載して下さい。 編集業務連絡 あれ、ろんsって女性歌い手扱いでいいですか?公開してたっけ -- 名無し (2011-01-10 16 15 45) ニコリストからいらっしゃった方でしょうか。 あちらは仮で入れてさせていただいたものです。 性別に誤りがあったら、ソースを確認次第、移動する予定です。 -- 名無しさん (2011-01-15 21 06 44) ろんさんは女性ですが公表してないので保留か別の欄作って隔離するかで大丈夫だと思います。 -- 無名 (2011-01-16 15 25 20) ↑そうなんですか。わざわざ回答有難うございますm(_ _)m -- 名無し (2011-01-18 22 43 26)
https://w.atwiki.jp/nenrei/pages/3389.html
【作品名】鬼滅の刃 【ジャンル】漫画 【名前】冨岡義勇 【属性】水柱 【年齢】21歳 【長所】鱗滝左近次 冨岡義勇が 腹を切ってお詫び致します。 【短所】おねショタの主導権をショタに握らせるな!俺は嫌われてない。